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2011.11.19 変態ヒロイン羞恥淫欲晒し  # 2-9 『生贄』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 水神音羽の場合
短編 # 2-9 『生贄』


ぼんやりとした現実感のない日々。
やはりこれは夢の中なのではないかと疑い、手のひらをじっと見つめてみることもあったが、それでも、音羽は充実感を覚えていた。

あの日以来、ますます身体は軽くなり、頭で思う以上に肉体は鋭い軌跡を描く。格段に強くなっている実感があった。得意の剣さばきはますます鋭くなり、今までだったら苦戦したであろう、力を持つ上位クラスの半妖も今の音羽には手も足もでない。

今なら、イリーナにだって…小絵さんにだって負けない…。

しかしその裏で…女性へのレズ痴漢も、ますます頻度を増していた。ヒロインとしてあるまじき禁断の興奮。止められなくなった痴女行為を、音羽は人助けのひとつだと自分に言い聞かせていた。電車で、バスで、店内で…。繰り返される痴女行為。音羽は自分の欲望を素直にさらけ出せることで、ますます活き活きと、ただでさえ表面上は明るい性格に磨きがかかっていた。

そんな日々の中、音羽には後輩ができた。
以前数度顔を合わせただけであったが、その愛くるしい顔は印象的でハッキリと頭に残っている。四条未羽。

まだ正式なジャスティレイファーとしての変身は出来ないが、サポートするためのツール類や簡易強化スーツを見にまとい、やがてジャスティレイファーとなるべく、音羽の行動に同行することとなったのである。

音羽が小絵に憧れていたように、未羽は音羽に憧れ、姉のように慕う。
堂々と変態行為ができなくなり不満は溜まったが、自尊心は満たされていた。

「音羽先輩っていつから、どうやって、何をして、何を食べてそんなに強くなったんですかぁ?」
「え? 一度に全部聞くつもり…?」
「はい。音羽先輩のこと全部知りたいです!」
「はぁ…。動きを見て勝手に盗んでくれる、っていうのが理想」
「え~。ずるい」
「だってほら、私、説明とか苦手だから」
「じゃあ、先輩にずっと付きまといますから」
「それは…イヤかも」
「え~。名前も一文字同じだし、憧れなんですっ!」
「うん、わかったわかった、そうね~」
「やった! じっくり観察しちゃって、音羽先輩のすべてを盗んじゃいます」
「ふふ、がんばってね。私もしっかり面倒みてあげる。一緒に人助け、ね」
「半妖たち、あいつらは絶対に許せないから」

音羽の表情に一瞬、暗い影が灯る。
欲望に染まってしまった今の自分の全ては…褒められたものじゃない…。変態レズ痴女。そんな言葉がよぎる。
それでも…自分と同じく、正義に燃え、半妖を仇とし、ジャスティレイファーを目指す少女未羽。この子だけは、私がきちんと育てて見せる。私のような敗北はさせない…たった一度でも。私はもっと強くなって、この子も強くする。
音羽は未羽に対し、ただの後輩以上の感情を持ち始めていた。

イリーナにだって、今度会ったら、私に力を与えたことを後悔させる。そして…。


未羽とのパトロールの日々は、音羽にとって充実したものだった。
自らの強さを見せつけ、尊敬を受ける。半妖を倒すために元から力を求め、その欲求は一度の敗北でさらに大きくなった音羽。さらに力を伸ばすため、そして未羽にもその力を受け継がせるため…、鬼気迫る勢いで半妖を狩る。
「今日も楽勝。人助け完了。未羽が成長する前に半妖絶滅させちゃうかも」
「えー私も変身して戦いたいのにー。でもそれならそれでいっかぁ」
「私たちふたりでなら、できる」
「うれしいです。音羽先輩」


そんなある日。
普段と変わらぬ、変わらないはずだった、いつものパトロール。
それは不意に訪れた。禍々しい、いつもとは比べ物にならない半妖の妖気。

「ふぅん、大物って感じ? ちょっとだけ用心するよ」
「音羽先輩…」
「大丈夫。未羽、式神プログラムを起動して辺りにナノ術界を展開!」
「はいっ!」

特殊カーボン製のお札を取り出し、辺りに並べる未羽。禍々しい妖気の闇が前方を包む。そこから姿を現したのは、女性型の半妖。すでに下半身半分は完全に触手状のグロテスクな肉の姿へと変化している。意識は完全に肉の方へと移行しているのか、半笑いで知性すら感じさせない。音羽は経験上、人間の意識を残さない半妖の方が強いことを知っていた。

それでも…音羽は決意する。
私はもうっ…負けない、強くなった力で!
どんな半妖にも、小絵さんにも、自分にだって!


身構える音羽。だが…妖気の闇が晴れ、全容が明らかになると、事態は想像を超えていた。触手とほぼ同化し始めている、被害者であろう全裸の人間の女性。それも複数。触手が体中に絡みつき、快感を送って絶えず喘ぎながら、女性同士でもつれ合い、愛撫しあっている。69状に絡まるふたりと、その横でずっと舌を絡ませているふたり。すべてが半妖の身体に取り込まれ同化していた。
「あぁんイイっ…おまんこ美味しいっ、触手もすごイィ、んんはあぁあ、んあぁイク! 舐めてぇ、おまんこ舐めてっ! んんはぁ、触手も来ちゃうぅ! イグゥ!」

触手の陵辱とレズ行為をまざまざと見せつけられ、音羽の足がすくむ。
半妖と人間女性の痴態が織り成す変態絵図に目を奪われ、ガクガクと震えだす音羽。すでに、股間が熱くなるのを感じていた。レズ痴漢行為を思い出し、胸が高鳴りだす。

「音羽先輩っ!」

触手にされながら…レズってるなんて…そんな…そんなに…イイ…の?
あんなに…乱れて…あぁ…

半妖は未羽に狙いを定めたのか、音羽には目もくれず、未羽へと触手を伸ばし、補足しようとする。ナノ術界も容易く破られてしまい、必死のところでかわす未羽。

粘液と体液でぐちょぐちょになりながら、目の前の女性たちは禁断の快楽を貪っている。あまりに刺激的な光景に、音羽のドス黒い欲望が頭をもたげ始める。

未羽を…狙ってるの? 未羽が捉えられたら…あの中で…あんなふうに…
音羽は立ち尽くしたまま、未羽を振り返る。

必死で触手との攻防を繰り広げていた未羽は、補足されないように必死でよけながら、音羽へ近づき、背中に隠れるように寄り添う。


「先輩!? どうしたんですか!?」
未羽の手が音羽の肩に置かれた瞬間。音羽は【それ】を感じた。いや、もはやそれは願望に近いものだったのかもしれない。音羽にとっては、もうどっちでもよかった。

そう…未羽も…変態レズ願望があるのね…
裸で絡みあって乱れ合う…レズマゾに堕ちたいのね…

ドス黒い欲望に支配され、先ほどの決意はあっさりと裏返る。
音羽は未羽の肩を掴むと…ニヤリと笑う。
「うん、先輩、やっつけましょ!」

そして音羽は未羽を捕らえたまま、身体を入れ替え、半妖の触手に差し出す。
変態レズ痴女の最低行為。
「え? 先輩、え?」
あっという間に未羽は触手に捉えられ、肉の海に飲み込まれていく。強化スーツは溶かされ始め、触手が全身に絡みつき、その身体があらわになり始める。

「はは…あぁ…私…未羽の堕ちる姿…あぁ…見たい」
「先輩、助けて! 助けて!!」

未羽の絶叫を聞きながら、音羽は涙を流していた。最低の行為に堕ちた自分の変態願望の惨めさと、それが叶えられた嬉しさで。

グチョ、グッチョ、グチュグチュグチュ。
触手の音にハーモニーするように、音羽の股間から音が響く。
音羽は目の前の光景を見ながら、スーツの股間に手を差し込み、前屈みで浅ましいオナニーに耽っていた。

「あぁ未羽、私、最低のレズマゾ…あぁん、イイ、未羽が汚されちゃうっ、私と同じように、あぁ、すごいぃぃ、頭がおかしくなりそうっ」
「助け、音羽…せんぱっ、助けっいやぁああああ」

グチュ、グチュ、グチュ、浅ましいガニ股姿でのオナニー。
「あぁ、私も…入れて欲しい、どうして、どうしてっ! んんぁあああ! イイひぃいいい! 最高なの、感じ過ぎちゃう、頭が焼けちゃう! 未羽! イク、イク、イク、あぁイッちゃうぅ! イグイグイグゥウゥゥ~~~~ッ! ひぃいいいい!」

ピュビュ、ピュビュ、盛大に潮を漏らしスーツの股間をグチョグチョに濡らしながら、音羽は笑みを浮かべ、人生最大の変態アクメに溺れていた。



2011.11.19 変態ヒロイン羞恥淫欲晒し  # 2-8 『痴女2』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 水神音羽の場合
短編 # 2-8 『痴女2』


夜の街を警戒してパトロールしながら、半妖を狩り続ける。
何体も何体も、斬る。
音羽は手応えを感じていた。確実に以前よりも強くなっている。
このまま、小絵さんだって…超えてみせる。

だが、強くなる一方で音羽の心に醜く広がったシミは、ジワジワとその領土を拡大するように、日常生活へと侵食し始める。あの時の、助けた女性へのレズ痴漢行為が忘れられず、股間へ手が伸びる。ジャスティレイファーとしての活動時間以外は、何度も自分の部屋で妄想オナニーを繰り返す始末。
「あぁんまた、レズ痴漢したい…痴漢したいっ、あ~~んっ…んんぅ、イイ、イイ、イッちゃ、イッちゃう、イクぅううっ!」

ハァハァハァ…あんなこと本当は…しちゃダメ…。
あぁでも…あれは…人助けだったんだから…ああいう願望を持つ女性を助けてあげたの…だから…。

もやもやした気分を晴らすため、私服に着替え、街へと繰り出す音羽。繁華街を歩きながら、また【あれ】を感じられないかと、キョロキョロとあたりの女性を観察してしまう。そのまま、汗でも流そうと組織提携のトレーニングジムに顔を出す。

ルームランナーで走りながら、先日の女性のことを思い出す。あれを目撃したくらいから…おかしくなってきたのかもしれない。そんな疑問よりも、あの時のドキドキを思い出し、またドス黒いシミが広がりだす。

隅のマットの上で、ストレッチを行なっている女性の姿。20代中盤の、アスリートだろうか、引き締まった身体。音羽は自然にその女性へと近寄っていた。

「こんばんは」
「え? あ、常連さん…ですよね。今ストレッチしてて…使うならすぐ代わります」
「ううん、あの、一緒に…やれないかなって、ほら、二人でしかできないのもあるし」
「え?」
床にお尻をつき足を広げて左右に身体を折って伸ばしていた女性の後ろに回り込む。
「押してあげます…ね」
「あ、はい…」


後ろから密着するように胸を押し付け、女性の身体を押すと、微かに、【それ】を感じることができた。いや、無理やりにでも、感じ取ろうとしていたのかもしれない。後戻りできなくなる恐ろしさを感じながら、それでも音羽は我慢ができなかった。

あぁ…しちゃいたい…しちゃいたいよぉ…我慢、できないっ

「引き締まってるんですね」
「え?あ、そうですか…?」
「うん、すごい」
そういいながら、背後から身体をさすり出す。脚を撫で…内股のスパッツの方まで…さすり上げる。


「え?えっと…」
「一緒に、ほぐしましょ、ね。得意なんです♪」
そう言いながら、音羽の手は内股を揉みほぐすように見せながら、明らかに際どいゾーンを往復し始めている。自らの胸をぐにぐにと、女性の背中に押し付けながら。

「はぁはぁ…ちゃんとほぐさないと、怪我しちゃいます。私、そういう人見てきたから、つい…。肩の方も」
「そ、そう…あ、はい」
肩を揉みながら、徐々に胸元へと手が降りていく。
大胸筋の辺りを横から揉みほぐそうとしながら、時折乳房に手を当てる。
「全部、ほぐしてあげます」
「あ…っ…はぁあ」
女性の声が変わってきたのを感じると、乳房まで手を伸ばす回数を増やす。背徳感の興奮ですでに音羽のグレーのスパッツも股間部分の色が濃くなり始めている。

あぁ…私、また…レズ痴漢しちゃうっ…あぁ

「はぁ…はぁはぁ」
女性の吐息が乱れ、他に人がいないか辺りをキョロキョロとする様を見ると、音羽は確信し、ニヤリとイヤらしい笑みを浮かべて、内股から股間へと手を進めていく。
じんわりじんわり、往復してさするようにしながら、その範囲を広げ…スパッツの中心、あそこの上まで往復する。

「あっ…んんっ、そこは…あぁ」
甘くとろけた女性の声を興奮材料にしながら、音羽は本性を丸出しにして、女性の耳を舐め、囁く。
「こうされたかったんでしょ?」
耳を舐めながら、胸をもみ、股間をまさぐり、自らも興奮して胸を押しつぶすほど女性の背中に押し付ける。音羽の姿はレズ痴女以外の何者でも無かった。

「はぁあ、んんふぅ…はぁあ…い、いっつも…こんなことを?」
「うん…はぁああ…レズ痴漢好きなの…ハマっちゃったのぉ」
スパッツの中、トレーニングウェアの中に手を入れ、直接乳房とあそこを刺激し始める。
「誰か…来たら…あぁっ、んっっ!」
「それが…いいんでしょ…あぁはぁ、やっぱりこれ、止められないっ」
背後からベッタリとくっつき、耳を舐め回す。そして、乳首をコリコリと刺激しながら、クリトリスを、目一杯押しつぶし揺さぶる。レズ痴漢の緊張と背徳の興奮で音羽はすでに恍惚の中にいた。
「イクところ、見せてぇ、あぁ」

痴女行為に頭の芯まで蕩けながら、女性の痴態を見ようと、必死で手を動かす。
そして…

「あぁい、いい、い、イッちゃ、んんんっっ!」
「こんなところでイッちゃうのね…スパッツびしょびしょ…ふふ」

禁断のレズ痴女行為にうっとりと酔いしれながら、音羽はぼんやりとした満足感の中にいた。





2011.11.19 変態ヒロイン羞恥淫欲晒し  # 2-7 『痴女』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 水神音羽の場合
短編 # 2-7 『痴女』


あの夜から、また3日が過ぎた。
圧倒的な力の前に敗北し、憎むべき敵の、しかも同性でもあるイリーナに屈服してしまったあの夜。コスチュームのままいいように弄ばれ…痴態を晒したどころか、イリーナの豊満な身体と包みこむような言葉に魅惑され…自ら甘えておねだりまでしてしまった…。

何となくぼんやりと霞むような毎日の中で、やはりこれは夢なんだと、音羽は自らに言い聞かせながら、それでもあの夜の行為を忘れようと、ますます半妖刈りに精を出すようになっていた。

あれは私じゃない…あれは夢…。
私は…ジャスティレイファー…力を手に入れてもっと強くなる。
小絵さんよりも、誰よりも。

静まり返る夜半の住宅街。路地に響くうら若い女性の悲鳴。
「キャァあああ! イヤァ、離して」
「ぎゅるるる…人間をさらってこいとの命令だ…」
姿形を変える半妖の前に、変身し颯爽と駆けつける音羽。
「あーあ。私に見つかったのが運の尽きね。音羽、人助け始めちゃいます」
「きさまは…? ジャスティレ…グェええええ」
言い終わるより前に、音羽の攻撃で半妖の身体半分が消し飛んでいた。

着地する音羽の背後から、もう一匹の半妖が襲いかかる。
「背後がガラ空きぃぃぃ! 一匹かと思って油断は禁物ぅぅぅぅっ! え?」
確かに背後から攻撃を加えたと思ったその刹那、音羽の姿は消えている。
「背後が空いてる? あなたのことでしょ? 残念♪」
一瞬の跳躍で華麗に半妖の背後へと飜える音羽が、攻撃を繰り出し半妖を消滅させる。

やっぱり…身体が今までより軽い。
攻撃も強くなってる。これが、私の力。

「ふふ、楽勝。簡単簡単。終わり、っと。さて…」
目の前には、先ほどまで襲われていたキャリアウーマン風の女性の姿。半妖に一度掴みかかられたためか、衣服がはだけ、胸元が覗いている。
「ありがとう…ございます」
まだ先ほどの恐怖にブルブルと身体を震わせ、音羽に身を寄せてくる女性。

その時。音羽の心に、不思議な感覚が流れこむ。
え? 何…?
だが確かに、音羽の直感が、それを感じていた。
この人は…隠してる…
音羽自身でも不思議だが、何故かハッキリと【それ】がわかる。
レズっ気があるんだ…それも…痴漢…みたいにされたい…のね…

「もう大丈夫、正義のヒロインの私がやっつけたから、安心して」
「はい…よかった…」
見つめてくる瞳、覗く胸元…。
音羽の心に、醜い染みが広がりだす。


この人自身が望んでる…だから…これも…人助け…
女性の肩に添えられていた音羽の手が…動き出す。背中を摩り…腰から…お尻へ。
心臓が痛いほど高鳴りながら、女性のスカートの上から、お尻を優しく掴んでしまう。
「…ぇ」
おどおどする女性に対し、音羽は自分でも信じられない一言を口にする。
自然と…口をついて出た言葉。
「レズ痴漢…されたいんでしょ?」
自分が発した言葉に、ゾクゾクと興奮を覚えてしまう。
「あ…え…」
否定しない女性相手に大胆な手つきになり、お尻をイヤらしく撫で回し始める。
「ん…ゃっ」
顔を赤らめ、身をすくめる女性に対し、音羽はますます大胆になる。
お尻を揉みながらスカートを捲り上げ、はだけた胸元に手を差し込む。
「え?あ…んんっ…」
「痴漢してあげる」
立ったまま道路の端のブロック塀に女性を押し付けると、唇を奪い、胸をもみ、内股から股間に手を伸ばす。
「はぁっ…んっ」

あぁすごい…私…これ…ドキドキしちゃう、こんな…興奮することがあったなんて…。
私、正義の味方なのに…助けた女の人相手に…痴漢…しちゃうっ。

夢中で貪るように舌を絡めながら、スカートの中で下着の上から股間を刺激すると、すでにぐっしょりと湿っていて、体液の生暖かさが伝わってくる。その生暖かさを愛おしく思いながら、下着の中に手を滑らすと、ヌルッとした液体が指先に絡みつく。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
すでに感じている女性に、音羽はまるで普段とは別人のように言葉責めを繰り出していく。そのたびに反応する女性の様子に、ゾクゾクと興奮を覚えながら。
「こんなところで痴漢されて…興奮してるのね…ふふっ」
ピチャピチャと音を立て、路上でキャリアウーマン風女性の股間を痴漢している。それがたまらない。
「あぁん、もっとしてあげる、イクところ見たぁい」
「ん、んんふぅ…あぁっ、ん!」
キスをしながら、思い切り指を動かし中をかき回す。グッチョグッッチョと、卑猥な音がリズミカルに響く。

私、痴漢して感じさせてあげてるっ!すごい、すごいぃ!
「ほら、イって、痴漢されてイクところ見せて」
「んん~~~っ、んふぅ! イ、イっちゃう、イっちゃうの、イクっ!」
最後まで指を思い切り上下させると、女性はビクビクと震えながら音羽にしなだれかかってくる。
淫汁が絡みつき、ふやけた指を見つめる音羽。そこにはヒロインとしての輝きはとうに無く。淫蕩な気配に満ちた笑みがあった。
2011.11.17 変態ヒロイン羞恥淫欲晒し  # 2-6 『夢堕』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 水神音羽の場合
短編 # 2-6 『夢堕』


培養液の中、イリーナの触手に絡みつかれた音羽は、
その夢のなかで、イリーナに優しく抱きとめられ、その愛撫に堕ちていた。
そこは、ひんやりとした空気が流れる、深夜の小さな公園の中。

「ふふっ…可愛い。前からこういうこと、想像してたんじゃない?」
「い、いやぁ…んっ…」
「憎むべき敵に、おっぱい揉まれちゃってる気分って、どうなのかしら?」
「あぁっ…んっ…はあぁ…だ、めっ…」


コスチュームに差し込まれたイリーナの手が蠢く。
下着もしていないパッド付きコスチュームの中で、女性ならではの優しい愛撫が直接与えられると、音羽の胸から全身に甘い感覚が送られていく。

「はぁああ…ふぅうあぁ…あんんっ…」
「ふふふっ…外で敵にいいようにおっぱい揉まれてるのよ? ジャスティレイファーの音羽さん?」
「だっ…てぇ…んんふぅ…はぁあ」
「力を手に入れたいんでしょう? 雑魚の半妖なんか目じゃない…人間の秘密だってお見通し…あの門馬の小娘だって…。私とアナタだけの秘密…。アナタは何も変わらない。私に忠誠を誓えばいいだけ…」
「あああ…っ…」


力…。小絵さんをも凌ぐ…。あぁ、敵なのに…私…揺らいじゃってる…。ドキドキも…止まらないっ…

「いい? これは夢よ…ただの夢…だから…素直になってごらんなさい?」

音羽の視界が歪む。まるで生まれる前のような、生温かく心地よい液体に満たされている感覚…現実ではない何処か…。

--これは、夢。現実じゃない…。私は…裏切ってなんか…夢のなかで…ただ…少しだけ…。


「どうなの?」

イリーナの指先が、ついに音羽の乳首を捉える。コスチュームの中、差し込まれた手が音羽の乳首の頂点を探し当てると、繊細な指先でソフトな刺激を与えていく。

「っ…んっ…」
「甘えちゃいなさい? この夢のなかでだけ…。全てを与えてあげる…」

私…あぁ…あ、甘え…ても…いいの? あぁ…お姉さまに…すべてを…
背後から抱きすくめられている音羽が、ゆっくりと首を動かす…。
求めてしまうように向いた横顔は、禁断の刺激に蕩け、ジャスティレイファーの、正義を語る表情は消え去っていた。ただの、快楽を求める甘えた女の顔。

「は、はいぃ…」

音羽の口が半開きにだらしなく開いていく…。

「チューして欲しいのかしら?」
「……。して…欲しいっ…です…」

ニヤリと微笑むイリーナ。決定的な陥落の瞬間だった。再び唇を重ねると、音羽の舌に吸いつき、自身の長い舌と絡ませる。うっとりと甘美な心地よさを味わう音羽の表情。イリーナは培養液の外と感覚を共有し、ジャスティレイファーの堕落を確信する。

「ちゅぷぉ…じゅれろっ。ふふっ…外でされるの、いいでしょう?」
「んはぁっ…はぁはぁ…は、はいぃ…あぁん、チュー、もっと…くださいっ」

自ら求めるように舌を差し出す音羽。

「良かったわね。私に負けて…。こうしてレズマゾって気付いてもらえたんだものね」
「あぁ…んっ…はい…うれ…しい…です」
「力をあげる…」

イリーナとのキスで、音羽の体中に不思議な感覚が流れこむ。
イリーナは激しく舌を絡めながら、片手は体中を摩りながら降下し、やがてコスチュームの股間へとたどり着く。音羽にはもう、自然にガニ股に脚を開くしか選択肢は無かった。
「正義のコスチューム着たままおまんこ触られちゃいたいのね…イヤらしい子ね」
「あぁ…んんっ…はぁあ」
「ちゃんとお願いしなさい、変態レズマゾレイファーさん?」
「言えるでしょう?」
「あぁっ…へ、変態レズマゾレイファーの、お、音羽の…おまんこ…弄ってください」

その一言をきっかけに、股間部分から侵入したイリーナの手がもぞもぞと動きまわり、すでに熱く潤みきった音羽の秘唇をぬちゃぬちゃと刺激していく。深夜の小さな公園の中、立ったまま半妖の女性に絡みつかれ、後ろから胸と股間をいじられながら自ら舌を差し出す卑猥すぎる音羽の姿。

「もし誰か来たら、ちゃんと自分からお願いしたって告白するのよ」
「ひゃぁっ…んっ…」
「大丈夫…全ては夢」

あそこの入り口をかき回す音はすぐにピチャピチャと大きくなる。ガニ股で腰を落とし、顎を仰け反らせて震える音羽。

「はっ、はぁ、はぁあん、んんんっ、イイっ。あぁん、イリーナさまっ…もうっ」
「もうイキそうなの? いいわ」

イリーナの手が触手に変化すると、クリに吸い付くと同時に、ディルドゥ状になり中をピストンし始める。股間のコスチュームを濃く変色させ、イリーナの腕を伝う音羽の淫汁。
「あっ!あっ!あぁん、あふぅあ! イ、イクっ! イリーナさまっ…チューしてっ」
「イキなさい…堕ちるの」
「イキっ…ますぅっ!きゃひぃいい! ンンン~~~っ!」


ガクガクと全身を震わせ、絶頂に登り詰める音羽。すべてを委ねた安心感からか、音羽の表情は自然と微笑を浮かべ…満足気だった。

これでもいい…これは…夢の中…私は…小絵さんをも凌ぐ力を手に入れたの…。
どうせ…夢だから…。

イリーナは培養液の内外でニヤリと笑いながら、これからどこまでも堕ちていくであろう音羽の身体を優しく撫で続けていた。

2011.08.08 変態ヒロイン羞恥淫欲晒し  # 2-5 『取引』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 水神音羽の場合
短編 # 2-5 『取引』


ほど近い小さな公園。
半妖イリーナを追い、到着すると音羽は辺りの気配に集中し身を引き締める。

だが、あっけないほど簡単に姿を表す敵。
まるで無防備に、音羽へ向かって暗がりから歩いてくる。
肌を露出しEカップはあろうかという胸を強調した、豊満なボンデージ姿。
「ようこそ小娘ちゃん。2人になれたわね」
「ん? 私に用ってこと? 私はあなたに用は無いけど? 倒すだけ」
「あなたに倒せるかしら? 見たところ、私のほうが実力が上。あの門馬一族の小娘は別だけど、あなたクラスじゃ…たかが知れてるわ。それより、半妖に力を貸さない?」
「バカじゃないの。なんで私が。はぁ、付きあってらんない」

身構える音羽。確かに眼の前の敵の妖気は強く、慎重に攻撃を繰り出す隙を伺う。
私だって…。小絵さんばっかりじゃない… 超えてみせる…

「こんなふうにだって…出来るのよ?」
イリーナが手に持っていた鎖を引っ張ると、どこからとも無く、暗がりの中に人の姿が現れる。鎖と首輪につながれ、四つん這いで歩いてくる人の姿。それは女性だった。スポーツジムで自慰に耽っていたスポーツ選手だ。全裸で四つん這いになり歩いてくると、股間には深々とバイブのような触手が差し込まれうねっている。
「あぁん、イリーナ様ぁ…」イリーナに媚びた上目遣いを見せる女性。
「最低っ…絶対助けだしてあげる。私の役目は人助けすることだけ!」
「これだって、人助けなんだけど? 望んでこうなったんだから、この子」
「何なの半妖って、ホント最低。おかげで同性だからって倒すのに躊躇いがなくなったけど」
「嘘だと思ってるの? ねえ?」首輪を引っ張るイリーナ。
スポーツ選手の女性が、蕩けた声でせがむ。
「あぁイリーナ様ぁ…もっと…もっと…」
音羽は何とか集中を保ち、隙を伺うが、こうしている今もまるで隙がない。

「半妖の力を得れば、人間の女なんてイチコロ。欲望が見えるんだから…。すぐにこの通り…。何だって出来るのよ? そう…門馬一族の小娘を超えることだって…」
見透かされていたことに驚き、思わず大きく声をあげる。

「何言ってるの。半妖になってまでそんなこと」
「ふふっ…動揺しちゃって…半妖になるっていっても、ちょっと協力するだけ。何も変らないわ」
「あなたの戯言に付き合ってる暇はないの」
攻撃を繰り出す音羽。だが、イリーナはいとも簡単に音羽の攻撃をかわすと、余裕の態度で笑みさえ浮かべている。

「くっ…私は…ジャスティレイファー、負けない!」
「あなたの力じゃ無理って、言ってるでしょう?」
イリーナの繰り出す強烈な妖気の一撃が、音羽に命中する。痺れる身体。
「きゃあぁっ」地面に倒れ、転げる音羽。
「もう終わり? 弱いのね…」
私じゃ…ダメなの? 小絵さん…私はっ…
転げる音羽に、イリーナが近づいてくる。
音羽の眼前で、手をかざし、止めを刺そうとするイリーナ。
「終わりね、あっけない」
これまで…覚悟を決めようと恐怖を抑えこむ音羽に、イリーナの手が近づく。

その手は、思っても居ない動きをした。
音羽の頭を撫で…頬を撫でてくる…
「だから、力を与えてあげる、って言ってるでしょう? そうじゃなければ…ここで終わり」
ここでやられるよりは…でも…私は…
そう考える音羽に、イリーナの手は頭・首…喉元を撫で愛撫してくる。


「可愛い…半妖の力を借りれば、こういうことだってし放題…」
音羽の胸が、妖しく疼く。イリーナは尚も愛撫しながら、言葉を続ける。
「分かってるわよ…ここ数日散々見てきたこと…ドキドキしてたんでしょう? 素質があるわ」
戦おうとしても、イリーナの愛撫が続けられると動けず、眼前の豊満なボディに目が行ってしまい…イリーナの発する甘美な香りにうっとりとしてしまう。


「私は…ジャスティレイファーは…あなた達半妖なんかに…」
「半妖なんかに…触られてドキドキしてるんでしょう? どうして…逃げようともしないの?」
「そんなこと…」
「門馬一族の小娘も超えられるのよ?」
イリーナが音羽の上半身を引き起こし後ろから抱きつくようにして…胸元に手を這わせる。
「半妖なんかに…」
「スポーツジムの痴態…電車のレズ痴漢…選挙カーでの惨めなマゾ豚…全て脳裏に焼きついてる癖に…。今は二人だけ…誰にもこのことは知られない…あなたは力を手に入れる…」
「……」
「ああなりたいんでしょう? ああしたいんでしょう?」
胸元の愛撫を続けるイリーナの手…もはや逆らうこともなく、身を任せている音羽。
「あぁ…ち、ちが…」
「力を手にいれれば…助けた子にレズ痴漢するのも…調教してもらうように洗脳するのも…全て自由よ? 誰にも知られること無く…」
「(ゴクリ)あぁ…」ドキドキと高なる音羽の心臓の鼓動は、自分でも驚くほどだ。
「思い通りに…はしたないことが出来るの…」
「思い通りに…変態なこと…」
「ふふっ…そうよ…。素直になったら?」
イリーナの手が、音羽の胸へと伸びていく。
「だって…そんなこと…したくても…ダメだから…だから…」
「いいのよ…レズ痴漢したって何したって」
「あぁ…し…したい…」
イリーナの手が、音羽の胸を揉みしだき始める。
「キスしてごらんなさい…」
甘くとろけながら、イリーナの唇を求めてしまう音羽。


禁断の行為に堕ちながら、頭の中ではこれから何をするか…
その妄想が果てしなく広がっていた。




---------------------

半妖アジト。
イリーナの手から、培養液へとつながる触手が伸びている。
「あら…ちょっと夢の因子を与えただけなのに…勝手に盛り上がっちゃって」
半妖1が答える。
「順調なようですな」
「順調も何も…仲間にコンプレックスを抱いて…倒錯した感情が渦巻いてるただのレズマゾじゃない…ふふっ…あっけない」

音羽は培養液の中で、満足そうな蕩けた笑みを浮かべている。

2011.08.08 変態ヒロイン羞恥淫欲晒し  # 2-4 『同性』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 水神音羽の場合
短編 # 2-4 『同性』


近頃…何かがおかしい。
全てがボーっとして、まるで現実感が無いように感じられる。

音羽は身体の不調かと考え、さらにトレーニングで自分を追い込んでいた。
「まあ、そんなに考えたって仕方ないか。頑張るだけっ!よし!」

夜、ジムのルームランナーで走りに集中していると、頭の中に浮かんでくる光景。
そういえばこの間、ここで…。ジムに来ていた客の淫らな姿。辺りを見回すが、当たり前だが今日はそんな事は起こらない。あれは、何だったのだろう…あんな事ばかりが続いて…。打ち消すように、走りこみを続ける音羽。

「きゃぁあ!」悲鳴と、半妖の気配。
外へ飛び出し、気配に意識を集中させる。
半妖が数匹のグループになり、細い路地の奥で人を追い詰めている。
その中心には、まだくっきりと人の形を残す幹部クラスの半妖。

「まったく、数人がかりなんて卑怯すぎ!」変身しながら走る音羽。
そのとき、半妖の雑魚が数匹、何が起こったのか気付くまもなく消滅する。
「え? あ! 小絵さん!」
最強のジャスティレイファー門馬小絵が、悠然と立ち、瞬く間に半妖を退治していく。
「なんだぁ、私の出番ないかも。さっすが小絵さん。安心安心」
幹部クラスの半妖が雑魚を身代わりにし更に呼び出してけしかけると、こちらへと逃げてくる。それは女性の姿をした半妖。

「ふぅん、小絵さんに負けずに、こっちは私が」
幹部クラスの半妖の前に立ちはだかる音羽。
「待ちなさい、って私が立ち塞ってるから違うか…えっと…。音羽、人助け始めます!」

必死で考えた決まり文句を言いながら、構えを取る音羽。
「ふふ、小娘のお出まし? 邪魔」
「あなたは! 半妖イリーナ。同性だけど、手加減はしないからね?」
ジャスティレイファー内で情報を共有している、強力な半妖のひとり。
イリーナは人間型のボディ、それもかなり豊満な身体に、ボンデージ風の衣装。
男性が見たら半妖と知らず悩殺されそうな出で立ちだ。

「あっちで、勝負付けましょう? 小娘ちゃん…」
飛び上がると、あっという間に音羽の上を飛び去る。
「あ! 待ちなさい!」
路地の奥では、門馬小絵が雑魚を片付け、悠然と立っている。
「小絵さーん、あっちは私が一人で何とかします!」
小絵にそう告げると、イリーナを追いかける音羽。
いつまでも最強のジャスティレイファー小絵さんに頼ってばかりいてもいけない。
私がやらなくちゃ…あの幹部くらい…私一人で…



---------------------

半妖アジト、音羽が浮かぶ培養液の前。
半妖イリーナが、音羽につながる触手からモニタリングされた脳波を感じ取っている。

半妖1が
「イリーナ様…順調でございます」
「ふふ… 夢のなかに最強のジャスティレイファーまで登場したわね。この子、特別な感情を抱いてる。面白くなりそうじゃない」
培養液から外に伸びる触手に、イリーナが自分の手を絡み付かせる…

音羽はまだ、何も知らず夢の世界を漂っていた。
2011.08.08 貞淑人妻痴漢マゾ堕ち(9)
貞淑人妻痴漢マゾ堕ち(9)

そして、初めての痴漢から2ヶ月半ほどが経ち…

世間は初夏の陽気に浮かれ始めた頃、その日がやってきた。

正人は遂に食品会社でのプロジェクトを完成させ、新製品の発売まで漕ぎ着けていた。相変わらず加奈子の様子は昔と違い心ここにあらずといった雰囲気だったが、これで喜んでくれるに違いない。全てはここ最近の忙しさのせいだ。遅くまでの研究も終わり、早く家に帰って来られる。2人の時間をたっぷり取って、加奈子に優しくし、楽しい二人の暮らしを取り戻そう、正人はそう考えていた。

その日の朝、正人は決心して加奈子に告げる。
「前から言っていた新製品のプロジェクト、形になったんだ」
「そうなの?」笑顔を見せる加奈子。
「うん、新製品として来週発売だ。もう帰りも早くなる。ふたりでゆっくりしよう」
「え?…うん」どこかぎこちなく、優しく微笑む加奈子。
「ちょうど今日はふたりの結婚記念日だろ、だから家でパーティしないか?」
「え? あ、そ、そうだったわね」
「全く。今回は、おれが腕によりをかけるからさ。たまには恩返ししなきゃな。おれの料理だって、捨てたもんじゃないぞ。よぉし、楽しみだ」
正人は笑顔になり、支度を整えると玄関を出て行く。

…だが、加奈子の胸中には、別の思いが去来していた。
マゾに堕ち、その身を焦がす…浅ましく淫らすぎる妄想が。
イケナイと思いつつ、もう後戻り出来ない体になってしまったことは、加奈子自身がいちばんよく分かっていた。

夜。
テーブルは華やかに飾られ、エプロンをした正人が皿を運ぶ。
向い合って用意されたシャンパングラス。

加奈子も笑顔でその様子を見守り、正人の話に耳を傾ける。
久しぶりの団欒。正人がひとしきり準備を終え、椅子につく。
「すごいだろう? 二人の結婚記念日と、これからの幸せに…」
「ええ…」微笑む加奈子の愛くるしい顔は、正人にとって昔から何一つ変わっていない。

そのとき…
ピンポーン♪
チャイムが鳴り…驚く正人。「ん?こんな時間に…だれだ」
立ち上がりかけたその時、加奈子が信じられない一言を口にする。
「わたしが呼んだの。光司くん。ほら、いつもお世話になってて…」
「え…?お、世話に?」
「私たち子供も居ないし、なんていうか、その代わりみたいで…」

加奈子は、光司から今度旦那の居るときに家に呼べと命令されていた。
もはや後戻りできず、光司の命令を受け入れた加奈子。
なんとか誤魔化すが、早くも身体は疼き始める。
驚いている正人を尻目に、玄関を開け中へ呼びこむ加奈子。

そして…
さも当たり前のように、加奈子の隣に座る光司。
加奈子と光司が近い距離で隣りに座り、その向かいに座る正人は苦々しい表情を隠せない。

光司は●学生らしい屈託の無い表情で口にする。
「なんかお邪魔しちゃってごめんなさい…。うち、いつも親の帰りが遅いから寂しくて…それに…仲も悪いし…ふたりは凄くラブラブだって、加奈子さんから聞いたから」
その言葉に、正人も少し機嫌を直し、光司用にお茶を用意しに席を立つ。

すると一転、イヤらしい笑みを浮かべ、加奈子の耳元に囁く光司。
「イイ旦那さんなのに…オバサンが痴漢マゾの変態だって知ってるの?」
「そ、それは…そんなこと…」
「今日も痴漢されて…オマンコぐちょぐちょにされたくて仕方なかったよね?」
「はぁ…はぁ…」

光司の言葉責めに、早くも表情が蕩け始めてしまう加奈子。
正人の前、家だというのに、すでに脚が開き始めている。それを見てほくそ笑む光司。

正人が席につく。光司は加奈子の太ももへと手を伸ばしながら、屈託の無い少年のように振る舞う。
「二人ってとってもいい夫婦に見えて…どういう風に…知り合ったんですか?」
そう言いながら、光司の手は加奈子の内股へと滑りこんでいく。

「うん、そうだなぁ。思い出すよ、学生時代を。同じ研究室だったんだ。最初はふたりとも研究に没頭していて、お互いのことは何も思っていなかったね、なあ加奈子」
テーブルの下、脚を開いた加奈子の股間で、光司の手が的確に下着の上からクリを刺激する。

「はぁあん、あ、そ、そうね」
「へえ、そうだったんですね、きっかけは…」
「最初はね、研究のほうが本分だったからね。きっかけは…加奈子が僕のサポートをしてくれるようになってからかな」

ダメ…ここで…ダメっ…
そう思いながらも、口と脚がどんどん開いていく加奈子。
光司の指で痴漢されるとひとたまりもない。下着の上からビラビラを開くように愛撫し、細かくクリを擦る。その刺激とさらにこの状況が、加奈子のマゾ本性に火をつける。


「あなた…そんなことより…んんんっっ、あぁっ…飲みものが…んんっ」
昂ぶって漏れる声に、思わず口を抑える加奈子。
「照れなくてもいいだろ。記念日なんだから」
悪魔のような光司の指が、下着をずらし、グチョグチョのおまんこへと直に攻め行る。

「それから、どんどん仲良くなっていって。お互いの存在を感じ始めたというか、ね」
正人の声も耳に入らず、顎が上がっていく加奈子。
このまま、声さえ我慢すれば…バレずに…
そう思っていた矢先に、光司は下卑た笑みを浮かべ、唐突な質問をする。
「その当時は、オバサンは電車に乗ってなかったんですか?」
正人は質問の意味が分からず、オバサンという呼び方にムッとする。
驚いて光司を見る加奈子。
「はぁあん、んっ…んっ…その時は…大学のそばに住んでいたから…」
「そうだったね。近かったから、遅くなっても研究に没頭していられた。あの頃が懐かしいね。そんな二人が今こうやって幸せになるなんて…」
親指と人差指でクリを摘んで小刻みに上下させる光司。
「ほぉおっ」表情が歪み、また口を抑える加奈子。
もはや我慢も限界に達しようとしていた。

「そっかぁ…だからオバサンは知らなかったんですね」
「ん? 光司くん…何の話を…」
「オバサンの趣味っていうか…好きなこと」
イラっとした様子を見せる正人。
「今は加奈子はお菓子教室に通っているよ。学生時代は研究一筋だったからね」
「そのために定期買ったんでしたっけ。でも…定期は更新しているのに、お菓子教室はもう行って無いよね、オバサン?」
「え? 加奈子…本当か?」
「あ、あ、あぁ…んんっ…はぁあ、だ、だめっ…んん」
もうまともに答えられなくなり、顎を上げて口を開いて痴漢の快楽に身を任せる加奈子。「加奈子、おまえ…いったい…」
「どうして定期だけは更新してるんでしたっけ?」
光司の指がクリだけでなく、オマンコの中へと潜入しグチョグチョとハッキリ音を立て始める。頭と全身を焼かれるような快感に、もうどうなってもいいと思いながら、加奈子は最後の断末魔、破滅への言葉を口にしていた。
「それは…それは…あぁんん!イイっ…ち、痴漢が…良くてっ あぁダメっ!」
前のめりになり、加奈子の椅子を覗き込む正人。
スカートはめくり上がり、だらしなく脚は開いて、その中心に光司の手が差し込まれている。加奈子はこれで破滅だと分かりながら、痴漢の快楽に逆らえず、変態イキを叫んでしまう。
「痴漢すごイィ!んんほぉお!ダメ、オマンコ、クリ、痴漢されてイイ!イ、イキそう!」
「!!! お前…何を…」へなへなと椅子にもたれる正人。
もはや正人も眼中に無く、凄まじい快感に登りつめる加奈子。
「い、イキそ、イキそう、イキます! 痴漢でイク! イッくぅ!イグゥううう!」
グチョグチョと大きな水音が響くと、身体を仰け反らせビクビクと派手に絶頂を迎える。絶望に包まれる正人に、光司がさらに追い打ちをかける。

「あーぁ、バレちゃった。毎日痴漢されて、ぼくの痴漢を待ち望んでしょうがない変態オバサン。この家でも、電車でも…他にそうだ、アレもしたもんね? 言ってごらん」
「はぁ…はぁ…はぁ… ち、痴女行為も…ご、ごめんなさい…あぁ」
「そ、そんな…加奈子」

「そういえばさっき席を立ったとき、飲み物に弛緩剤を入れたから。見ててください、オバサンの本当の姿」
「加奈子…お前…何てことを…」
身体を自由に動かせず、意識だけはハッキリとした正人は、目の前の悲惨な光景を見ているしか無い。

壁際に加奈子を立たせる光司。後ろから密着すると、いつもの電車痴漢の様に、股間を押し付け、お尻を揉むとやがてスカートを捲り上げていく。
「この瞬間が、たまんないだもんね」
「あぁ、は、はい…ドキドキして…痴漢されたら…頭真っ白になっちゃう」
正人に見せつけるように、下着を露にして、後ろから下着の中に手を入れる。
「いやらしい姿を見られてるよ、オバサン、痴漢されてるの見られるとまた興奮するんだもんね」
「あ、あぁ、んんっ…また…そんな…あぁイイ…」
「これも好きだよね」
バイブを取り出し、下着をズラして挿入する光司。
「あ~~~ん、はいぃ…電車内でバイブ入れられるの恥ずかしくって凄いのぉ」
ゆっくりと上下させると、正人が見たことのない表情で喘ぎ出し、がに股で腰をふる加奈子。
「んんほぉお!すごっ、ダメっ、中凄い!また、またイキそうですぅ!」
今までに聞いたことのない、加奈子の狂ったような喘ぎに愕然とする正人。
今までの貞淑だった自慢の妻とはまるで別人だ。
「ダメだよ、そう簡単に…することがあるでしょ」
バイブの手を止め、抜いてしまう光司。すぐに振り返り、当たり前のように、光司の前に膝まずき、股間のジッパーを開けて、光司のアレを口に含んでいく。
「んんんむぅう…おいしい…いっぱいして…これで…もうたまんないの」
「あーあ情け無い、旦那さんの前で本性出しちゃって」
「おねがいしますっ!思い切りっ」
立ち上がると壁に背中をつけ、脚を開いて、下着をずらしオマンコをいつもの電車内のように、大きく指で開いてみせる。白濁した淫汁でテカり、充血した大陰唇と尖ったクリがハッキリと見える。
めりめりと、挿入されていく光司のイチモツ。
「んんほぉおおおお!大きい、すごい、気持ちいいっ!チンポすごいぃ!」
正人が聞いたこともない言葉を口にしながら、腰を下ろして自ら迎え入れ、降り始める。
「イイ!おチンポイイですぅ!痴漢されて入れられるの最高っ!」
「これからもずっと痴漢されたいでしょ?」
「は、はいっ!痴漢されたい、されたいのぉ…それだけされてたいのぉ!」
正人は何も言えず、加奈子の痴態を、本性を思い知らされながら眺めるだけ。
「イキます!ぁあ死んじゃう、凄い、おかしくなるぅ!ひぃいいいいいいん!イグイグイグイグイグイグぅ!」
「ほら、くれてやるからイキな、痴漢マゾのオバサン」
腰を振ると、ビュクビュと加奈子の中に大量に放出していく。その瞬間、幸せそうな表情を浮かべながら、舌を出し自ら光司の唇を貪るように吸い付く加奈子。
その光景をただ眺め、音を聞きながら、正人は何かが壊れていくのを感じていた。

「んんん!来てるぅ!イッてますぅう!痴漢されるの好きィ!! んんほぉおおお!」
加奈子は最高のマゾ絶頂に包まれながら、痴漢マゾとして生きる幸せを感じていた。


2011.06.04 貞淑人妻痴漢マゾ堕ち(8)
貞淑人妻痴漢マゾ堕ち(8)

とうとう夫に自分のことである変態の噂話を持ちだされ、
その場で変態マゾ調教を思い出してオナニーまでしてしまった…。

激しい後悔に襲われながらも、加奈子は気付いていた。
今まで押し止め気付きもしなかったマゾ肉欲が、繰り返された変態調教によりもはや普段から隠せないほどに膨れ上がってしまったことに…。


あんなに愛おしかった夫のことより、光司くんに今度はどんな調教をされるのか…、
その期待の方が大きい。このまま行ったら…自分は…。

高級マンションの所定の場所にゴミ出しを済ませながらも、快楽への期待と破滅への恐怖、相反する感情が、加奈子の中でせめぎ合っていた。
ふと、追いかけっこで騒ぎながらマンションの外廊下を走ってきた●学生が、加奈子にぶつかる。
「キャッ」
「痛っ。ぶつかっちったー」「だっせータツヤ!」
謝りもせず、仲間とギャーギャーと騒ぎ続けている。
思わず加奈子が、温厚に諭すように、●学生たちに注意する。
「ねえ、こんなところであんまり騒ぎ回っちゃダメでしょ? お年寄りの方もいるし、マンションの廊下を走り回って人にぶつかったら危ないから。ね、分かった?」
「チェッ」
一旦大人しくして去っていくタツヤと呼ばれた●学生とその仲間たち。


考えてみれば、光司くんもいまの子たちと変わらないような年齢なのだ。
こうやってキッパリと注意も出来る。私は…まだ大丈夫…だから…。
拠り所にするには余りにも脆弱な、根拠のない言い訳だった。


午後、光司がいつものように訪ねてくる。
朝のオナニーで火照った加奈子の浅ましい肉体は、御主人様の到着に股間が疼き、蕩けた表情で迎えてしまう。

「今日もどうせ痴漢マゾのオバサンは待ちきれずオナニーしてたんでしょ?」
「あぁ…どうして…」
「分かるよ、オバサンみたいな欲求不満の変態マゾ豚のすることなんか。今日はいいもの見せてあげるから」
「え?いいもの?」
手慣れた操作で、リビングのデッキにDVD-Rを読み込ませ再生する光司。
「オバサンが好きな映像だよ、特製のリアル痴漢ビデオ。本物だから」
映像の中では、学生や主婦、OLらが痴漢行為に合い身を任せている。
後ろから密着されお尻にアレを押し付けられても避けず、やがて、スカートを捲られていき…女性の顔が快楽に歪む。初めて見る他人の痴漢映像に、自らを重ね合わせ吐息が乱れ始める加奈子。
「はぁ…はぁ…これ…本物?すごい…」
「これあげるから、あとでじっくり見てオナニーしたら? あ、今ももう我慢出来ないか。痴漢マゾのオバサンは」
朝のオナニーの余韻も相まって、痴漢映像に釘付けになりながら、蕩けきった顔で部屋着のスカートをモゾモゾと、内股を擦り合わせてしまう。
「オナニーしたいんでしょ?」
「あ、あぁ…」
その言葉に反応したまらずソファーの上に脚を上げると、M字に開き…スカートが開いて生めまかしく白い内股と既に染みの広がった白い下着が丸見えになる。
「だめ…我慢…できない」
痴漢映像の刺激に…すぐに股間に手を這わせ、下着の上からクリトリスを刺激し始める。自宅での背徳行為にすぐさま手の動きが激しくなる。
「んあぁ、んあっ、はぁああっ、すごいぃ」
「痴漢ビデオ見てオナニーなんて、恥ずかしいね」
「だって、あぁっ…、んんんっ…」
下着の中に指を入れ、クチョクチョとイヤらしい音が響き始める。


その時。
ピンポン♪ インターホンのチャイムが鳴る。
「えっ?!」
慌てて脚を下ろしスカートを戻す加奈子。
「あぁ。友達友達。入っていいよ、開いてるから」
玄関に向かって声をかける光司。玄関から音がして、やがて制服姿の同級生らしい男子がリビングに入ってくる。

「!!!」
「あれ?朝のオバサンじゃん」
「なんだ、タツヤ知ってたの?」
「ううん、今朝たまたま。このオバサンが痴漢の虜になってるマゾ豚だったんだ。なんか今朝注意されたんだけど。なんだ、ド変態なんじゃん」
よく見れば、今朝マンションの廊下を走りまわっていて注意した男子だ。
「あ、あぁっ」驚き、顔を背けてしまう加奈子。
「今もさ、痴漢ビデオ見てオナニーしてたんだよ、ね、オバサン?」
「イ、イヤっ」
「スゲー変態オバサンだね、偉ぶってたくせに」
今朝注意した男子●学生までに言葉で嬲られ、変態だとバラされてしまったことで、情けない表情で怯えるように縮こまってしまう加奈子。
「ココが弱くてさ、痴漢されるとすぐマゾ顔でイクから、見ててみ」
すぐに光司が手を伸ばし、胸を揉みしだき、乳首のあたりを刺激する。
「あぁイヤ、ダメっ…あぁあ…はぁあんっ」
口では言っても、やはりすぐに脚が開いてしまう。
「オバサンもあのリアル痴漢ビデオの映像に入れてあげるよ」
タツヤがiPhoneのカメラを加奈子に向ける。
「そ、そんな」
「いつもみたいにじっくり痴漢されたいでしょ?」
驚く加奈子だが、痴漢イキをチラつかせられると、たまらずさっきまでのようにソファーの上に脚を上げ、M字に開いてしまうじっくりと覗き込み撮影するタツヤ。
「うわ、すげービショビショ、ヤラしい匂いがプンプンしてる」
「こっち来て痴漢してみ」
光司の言葉で、タツヤが加奈子の隣に腰をおろし、撮りながら胸を弄り始める。
今朝注意したばかりの相手に弄ばれる屈辱に、ゾクゾクと興奮が昂ぶってしまう加奈子に、さらに光司が追い打ちをかける。
「ちゃんと今してたこと言うんだよ」
「あぁ…」
両胸をタツヤに揉みしだかれ、光司の指が、下着を突き上げそうなほど尖ったクリを押しつぶし始める。肉体的な刺激だけでなく、この状況にイヤというほど反応してしまい、自然とカメラに向かって変態告白が口をつく。
「あ、あぁっ、お、オナニーを… 痴漢ビデオ見てオナニーしてましたっ」
「うわぁ…あんな風に注意しといてホント変態だね。痴女までするんでしょ」
「あぁぁあっ…ご、ごめんなさい。痴女して、ドキドキしました」
「こうしてやると10秒持たないぜ、タツヤ見ててみ」
手早く下着をズラしてしまうと、2本指の腹でクリを左右に執拗にこすりながら、柔らかくふやけきったおまんこへと指2本をジュボジュボとうずめていき、中で関節を曲げいちばん敏感なポイントを突き上げ始める。
「あ、あぁ、あぁイイ! すごい、イイの、イイの!そこイイ、もう、もうっ! イキそおおぉお!」
「5秒かよ、勝手にイクなよオバサン」
光司が手を止め促すと、タツヤが加奈子の目の前に立ち、膨らんだ股間を見せつける。
「ほらオバサン」
蕩けた顔で、ズボンに手をかけアレを引っ張り出していく加奈子。光司に言われなくとも、マゾの勤めとして…イカせて欲しいがばかりに、屹立したアレにムシャブリついてしまう。
「うわ、このオバサン聞いてた以上に変態だね。ほんとに1000円でイイの?」
「どうしようも無い痴漢マゾだからね。ああ、後で1000円な」
そこまで侮辱され詰られても、背徳感にますます股間が潤む

あぁ…もっとめちゃめちゃにされたい…もう…

「ご褒美だよオバサン、自分で入れな」
ソファに座り、大きくそそり立つチンポを見せる光司。

旦那以上に大きく、いちばん気持いいオチンチン…

たまらず、お尻を向けまたがるようにして、自分のオマンコへ深々と生で向かい入れてしまう加奈子。形も大きさも相性がいいのか、正人のモノとは違い、入れただけでイキそうになる。
「アッ、ヒィイ!これぇ!」
そしてまた、タツヤのチンポに手を伸ばし扱き始める。
「タツヤ、顔にかけてやんな。最高だろオバサン」
突きあげられる快感とマゾの悦楽に、何もかもがドロドロに溶けてしまう。
「最高っ!最高ですぅ!かけて!かけてぇ、痴漢してっっ!」
加奈子の揺れる乳首が、タツヤに寄って強くねじ上げられる。
ひときわ高く光司が腰を突き上げ、奥の奥、子宮口が打ち付けられると、もう何も考えられない。
「もうイクの、イクのぉ!イクイクイクイク!しあわせぇぇっ!」
「もうイクのかよ、ちゃんと言えよ」
光司が止めを刺すように派手に腰を振る。
「イックゥ! 痴漢マゾオバサンの加奈子、イキますぅ!イグゥ~!!」
同時にタツヤの精液が顔面を汚し、最高の絶頂が加奈子を包む。
「イイ映像が撮れた。変態オバサンのイキ顔、すげえ」


「ハァハァハァ…」
やっぱり…これが…イイ…。痴漢されてマゾ扱いされるの…すごいの…。自宅で少年たちに良いように弄ばれ、加奈子は最高のマゾ快楽の余韻に酔いしれる。

テレビの横の正人と加奈子の笑顔の写真も、もう目に入らなかった。


2011.05.31 貞淑人妻痴漢マゾ堕ち(7)
貞淑人妻痴漢マゾ堕ち(7)

最初の痴漢から約二ヶ月。
少年の調教はますます付け上がり、加奈子は完全に痴漢マゾとして飼い慣らされていた。

今までにない濃厚な変態アクメを何度も味合わされ、加奈子は底なし沼にハマり込んでいく自分を後悔しながらも、身も心も後戻りできないマゾの愉悦に蕩けきっていた。もう変態痴漢行為以外では興奮しないことに、加奈子自身気が付いてしまっている。正人への愛も、誰もが羨む平穏な暮らしをも軽く上回るマゾ堕ちの悦楽。

明日は何をされるのかと、前の晩から身体が疼く。
幸いにも会社で研究漬けの正人は帰りが遅く、それを悟られることは無かった。

朝、いつもの時間が訪れる。
今日は…これ…
20代前半の頃に着ていた服を、クローゼットの奥から引っ張り出す。
いちばん派手な格好でと、光司に言われているのだ。
いつもより念入りに濃厚なメイクを施すと、若い頃の派手な洋服に身を包む。


若い頃の服は今の加奈子の身体にはピチピチになってしまっていた。
必然的に胸がざっくりと開いてしまい、豊満な胸元の谷間が覗くミニ丈のドレスに、購入した網タイツとガーターベルト。身体のラインがくっきりと浮き出て、濃厚なメイクも相まってまるで娼婦のようだと、自分でも思う。


夫には絶対見せられない格好で、いつもの時間のいつものホームへ訪れると、想像を上回る命令が加奈子を待ち受けていた。
ホームで後ろに並び、耳元で囁く光司。
「あそこにさ、おとなしそうな●学生がいるじゃん? 彼に痴女しなよ」
「え…?」
「恥ずかしい格好した痴漢マゾ豚のオバサンにはお似合いだよ。ちゃんと出来たら、ご褒美あげる」
「あぁ…は、はい…」


電車がホームに滑りこんでくると、人波に押されながら、その●学生のそばに立つように奥へと進む。
横に立つと胸元にチラチラ視線を送ってくる●学生。ゆっくりと身を寄せていく加奈子。
●学生は緊張でガチガチに固まっている。

加奈子は●学生の肩の辺りに胸を押し付けながら、電車が揺れると、手を●学生の下半身に伸ばし手の甲を太ももに押し付けていた。

これ以上しちゃったら…わたし…痴女に…。そんなこと…出来ない…
迷う様子の加奈子に、光司が後ろから悪魔の手を伸ばす。お尻を揉みしだかれ、ドレスの裾を捲られて内股に手が侵入してくると、既に股間は熱く蕩け、心まで蕩けてくる。

あぁ…痴漢…イイっ…
光司が素知らぬ振りで、後ろから●学生には分からぬように痴漢行為を続ける。
的確にクリの位置を当てると、濡れた下着越しに指の腹で優しく左右に転がしてくる。
しかしもどかしい痴漢愛撫だけで、決してそれ以上の愛撫には進まない。

焦らされているのが分かりながら、加奈子は脚を徐々に開いてしまい、顔をイヤらしく歪ませていた。
あぁ…痴漢…されたい…もっと… あぁ…この子に痴女したら…
この子だってされたら嬉しいはず。そんな言い訳をしてしまいながら、遂に…手のひらに返すと、●学生の股間に重ね、動かし始めてしまう。


俯いてしまう●学生。
加奈子は最低の痴女行為に身を堕としながら、それでもゾクゾクと身体の芯まで興奮してくる。
今や加奈子は自分の本性を…痴漢されながら、痴女行為にまで及んで興奮している痴漢マゾ…。そうハッキリと自覚していた。

光司の手が下着をずらし、クリを摘まんで扱き始める。
そしてもう片手が、加奈子のドレスの裾を捲っていく。
何をすればいいか、加奈子はもう分かっていた。

ねえ…ほら見て…痴漢されて興奮してるの…それで…痴女しちゃう変態マゾなの…
自ら痴漢告白を声に出す加奈子。魅せつけるように脚を開きながら、●学生のズボンの上から大きくなっているあれを扱く。

「ウッ…」加奈子の股間を見ながら、ビクビクと腰を震わせてしまう●学生。
イッちゃったの? わたしも…あ、ああ、あ、クリいいっ! ああぁ~んっ


-------------

二ヶ月前とは全く違ってしまった加奈子。
以前は幸せな団欒の時間だった朝食も、ぎこちなく気まずい。
正人もそれを感じ取っていながら、研究で時間が遅いせいだと自らを責めていた。

「なぁ、加奈子、そうだ、今度あの研究がいよいよ製品になるんだ」
「そう、よかった」精いっぱい、笑顔を作って見せる。
「そうすればしばらく研究ともオサラバだよ」
「うん」二ヶ月前はあんなに嬉しかったことが、心に響かない。
「またゆっくりしような…この頃ずっと忙しくて、ゴメンな」
「ううん、いいの…」

気が進まない様子の加奈子に、話を変える正人。
「そういえばさ、最近変な噂があって」
「噂?」
「通勤に使ってる○○線あるだろ?」
「…え?」
「なんかさ、変態が居るんだってさ」
「へ、、変…態?」
「そう、違う部署の山田さんがこの辺りに住んでて同じ路線だって、前に言っただろ。彼は部署が違うから出勤時間が俺より遅いんだよ」
「そう…なの」
「うん、それでさ、とにかく変態な女性が居るんだって」
「!!! え?」
「同じ路線にそんなのが居ると思うと、困っちゃうよな。おれもほら、冤罪とか怖いだろ」
共通の敵を作ることで会話の接点を持とうとする正人だが、加奈子は平静を保とうとしつつも、動揺が止まらない。
「変態な女性なんて…」
「いや、凄いらしいんだよ。何回か見てるらしくてさ、人妻っぽいのに子供に痴漢されて喜んでるとか、痴女までしてるとか… どこまで本当かは分からないけどね、山田さんの言うことは」
会社の同僚だなんて…その人が自分の素性を知ったら…
「お、大袈裟に言ってるんでしょ」
「何回もその話してくるからさ。痴女までするなんて、本当だとしたらどうしようも無いよな」
「そ、そ、そうね」
「やっぱり女の変態だろ、そんなの」
会話の接点を持とうと、わざと強く言う正人だが、加奈子にはまるで言葉責めのように感じられ、股間をうずかせる。
向かい合うテーブルの下で、加奈子のマゾの本性がたまらず、自らの股間に手を伸ばしてしまう。
「うん…変態…」
あぁ、そうなの…わたしは…っ 
「それにな、ココだけの話、このマンションでもそういうのが居るらしいんだよ」
「!!!っ」
たまらずクリを下着の上から強く押し、指を素早く動かしてこすり続ける。脚も徐々に開いてくる。
「こないだ噂になってて。その変態、同じ女なんじゃないかと思うんだよ」
ゴクリ、大きく生唾を飲み込みながら、ますますオナニーする手を激しく動かしてしまう。
「あ、あぁ…はぁあ…そんな人居るなんて…」
「嫌だよな全く。信じられないよ」
噂になってるなんて…バレちゃう…あぁ…オナニーが止まらないのっ
「…… んはぁっ」
「どうした?顔が赤くなってる」
「ん、うんん、んっ!」
「ゴメンな、こんな話。もう行かなくちゃ、加奈子はココでいいよ、具合良くなさそうだし」
バレちゃうかも…でもっ… 淫らな音がし始めた瞬間、正人が席を立つ。
「行ってらっ…あはぁ」
あぁイキたいっ…痴漢されたいっ
「今日からは早く帰れそうだからさ、じゃあ」
「行ってらっしゃ… い、イクっ!」

テーブルの下で下着をずらしクリを潰すと、椅子を汚して夫の前で変態オナニーでイキ果ててしまう。
絶頂の余韻でテーブルに顔を突っ伏し、痴漢を思い出しながら蕩けた表情になる加奈子。


ドアを閉じ正人が出て行く音を聞きながら、加奈子の破滅はすぐそこまで迫っていた。


2011.05.31 貞淑人妻痴漢マゾ堕ち(6)
貞淑人妻痴漢マゾ堕ち(6)

強烈すぎる露出痴漢マゾ体験は、加奈子の身体を、毎日をまるで変えてしまっていた。
何をしていても手につかず、少年の調教を心待ちにし、会えない日は痴漢を思い出し何度もオナニーをしてしまう。麻薬のような快感を与えてくれる少年に心が傾き、正人への態度もどこかよそよそしくなってしまっている。

「加奈子、最近本当にどうしたんだ? なにか悩みがあったら言ってくれよ。加奈子の言うことなら何でも…」
「そうね…別に… 大丈夫」

朝食時、深刻そうな正人の顔にも反応は薄く、この後に乗る電車のことで頭はいっぱいだった。

お菓子教室へは遅刻を繰り返し、そのうち辞めてしまっていた。
今はただ、痴漢されるためだけに、定期を使って毎日のように電車に乗っている。

今日は全裸にスプリングコート一枚で、電車に乗るように命令されている。
そんなはしたない命令さえ、加奈子にとってこの上ない悦びに変わっていた。

あぁ…わたしは…変態の痴漢マゾ…。そうなの…このドキドキが凄すぎて…
いつもの時間の、いつもの車両。ホームでその列に並ぶだけで、浅ましい痴漢快楽への期待に身体が熱く震えてしまう。

どこからともなく光司が、後ろに張り付くように乗車してくる。
この車両での光司と加奈子の関係には、痴漢気のある常連の男性たち何人かが気づいていたが、暗黙の了解で見守られるようになっていた。
「またあの変態人妻が痴漢されてるみたいだぜ…」
そんな囁きが耳に入ると、カーッと頭が焼きつきそうに真っ白になる加奈子。
しかし今日はただ痴漢されるだけではなかった。車両の奥、ドア側の壁に向かって立っている加奈子に、光司が耳元で命令を下す。

「オバサン、コートの前を全部開いてオナニーしな」
ここで…電車の中で…オナニー…あぁ…そんな…でも…しないと…
震える手で、ボタンを全て外していく。ひとつ外すたび、身体に電流が走るように痺れ、加奈子の頭を甘く蕩けさせる。

ボタンを全て外してその白い裸体を車両の壁に向かって晒すと、言われるまでもなく、たまらずオナニーを初めてしまう。片手は乳首をつまんで引っ張り、片手は股間に差し込まれる。目は閉じ、口は半開きで舌が半分出てしまう。

「イクまでオナニーしたら、痴漢してあげるよ」
凄い…凄いの…電車でほとんど裸になって…オナニーなんて…あぁ…

やがて脚をガニ股に開き、両手共に股間を弄り始める。加奈子のいちばん好きなやり方だった。クリを潰して左右に擦りながら、3本指でおまんこの中を思い切り掻き回す。

グチュグチュとはしたない音が辺りに響き始める。
ぁあイッちゃうぅ…痴漢されたいっ…わたしもうダメっ、もうっ、もうっっ

その瞬間を見計らったかのように、隣に居た光司が加奈子の両肩を掴み、くるりと身体を回転させてしまう。されるがまま、向き直ってしまう加奈子。
車内に、コートの前を開け半裸でオナニーする姿を見せつけてしまう。

みんなに…見られてる…こんな…
ひぃいい! イクッ!イク!イックゥ!


痴漢たちが気付いて嘲笑う中、光司が前に立ち視線を塞ぐ。
「あーあ、電車内で変態オナニーしてイクところまで見せちゃうなんて、本当に最低の痴漢マゾ豚なんだね、オバサン。よく出来たからご褒美だよ」

加奈子の手を持ち、チャックからチンポを取り出させると、立ったまま前から密着しドロドロのおまんこに生で挿入してしまう。
「電車内生ハメ、最高でしょ?」
あぁイイ、これ、これがいいのぉ…
「最高…ですっ」
少年の腰の高さに合わせるように中腰で浅ましく立ったまま腰をふる加奈子。
「出すよ、ほらっ」
「はいぃ!またイク!イクぅ~~~~」
「これがオバサンの本当の姿なんだよ? 分かった? これからもずっと遊んであげるから」
「はい、はい! 痴漢いいのぉ、おねがいしますっ」


ドクドクと子宮の奥まで注ぎこまれながら、
加奈子は最高の興奮と幸せを感じ取っていた。