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2016.01.26 変態ヒロイン羞恥淫欲晒し  # 4-1 『役目』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 楠響子の場合
短編 # 4-1 『役目』


楠響子の役目。
それは代々続くジャスティレイファーを体系的に組織化し、進化する半妖に対抗するため、新しい技術の開発を行い、人々を、女性を半妖から守り続けること。全ては、半妖を全て滅ぼすその日まで続く飽くなき抵抗のため。
しかし、自分の知る限り数百年以上続くとされる戦いに終わりが来る日は果たしてあるのか。ジャスティレイファーをまとめ上げる心労からなのか、そんな考えが湧き上がり、無理やり蓋をしながら過ごす日々であることもまた、否定できていなかった。

響子は30代も半ば近くにさしかかりながら、もちろん、結婚もしていない。したいと思ったことすら無かったし、自分が家庭を持つという想像など出来るはずもなかった。ジャスティレイファーの組織はそれ自体がもう家族のようなものであったし、過去から綿々と受け継がれる正義の系譜を、自分の代で絶やすわけにはいかなかった。

素質者の数は昔から極稀であったし、危険な戦いに多くのものを巻き込むわけにも行かなかった。結果、組織は常に小規模のまま、局地的なゲリラ戦とも言える戦いを続けることになり、組織は構造的疲弊を起こしていた。半妖は決して目立ちすぎる動きをすることはなく、あくまで日常の陰に暗躍し、行方不明者を年間に数100人出す程度とされた。
それゆえ、国からの支援も限りがあった。そんな中、体系的な技術を転用して強化スーツの開発を続けていくこと。そして素質者たちを守り、アジトを維持していく。いつ終わるか分からない、いや、きっと終わることのない戦い。


そして、最強と謳われた小絵の身に何かが起きた。
結衣は多くを語らなかったが、ジャスティレイファー、退魔師に何かが起こるということ、それが何であるかは、今までの経験を持たずしても明快だった。

今までも、ジャスティレイファー、そして素質者に多く見られたこと。
門馬小絵は、堕ちた。


それも、あれ程までに最強を誇ったジャスティレイファーが堕ちたのだとしたら、その反転は通常のジャスティレイファーとは比べ物にならないはずだった。
受け入れがたい言葉…ジャスティレイファーが決してなってはいけない存在。


変態マゾ牝豚。
そう言われる惨めな存在、半妖に見下されイイように弄ばれる最底辺の存在。
それはどう注意しようとも注意のしようがなかった。今までも代々そういったことが起きたというのは、響子を始め一部のジャスティレイファー関係者しか知らない極秘事項であった。


響子の遠類にあたり、響子の先輩であり友人でもあった門馬早苗。
彼女が後年、何かを隠していたことは響子も薄々気づいていた。最強の退魔巫女一族、門馬の血、そして最強のジャスティレイファーとなった早苗。門馬家が襲撃を受け滅び、一族に伝わっていた対半妖の幾つかの切り札が失われたこと。
そこに…早苗自信の裏切りが絡んでいたこと…。早苗もきっと、堕ちていたこと。ジャスティレイファーでありながら、半妖の…ド変態マゾ牝豚と言われる家畜のような存在に。

目を潤ませ、響子は唇を噛む。
また、門馬小絵も堕ちてしまった。同じ過ちを…繰り返している。
なぜ、ジャスティレイファーは一般人よりも殊更、その行為、その最底辺の状態から抜け出せなくなり、堕ちてしまうのか。

響子自身、身を持って知っているはずのことであった。
どうして…それが止められないのか…。
「それ」を思い出すたび、下半身がジクジクと疼く。
ジャスティレイファーにも、素質者にも、誰にも言えない疼きだった。

2016.01.26 変態ヒロイン羞恥淫欲晒し  # 4-2 『記憶』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 楠響子の場合
短編 # 4-2 『記憶』


身体にこびりつく、忌まわしい記憶。
目を閉じれば浮かんでくる、あの時、半妖に蹂躙されたおぞましい記憶。駆けつけた門馬早苗が半妖を退治し、何事も無く助かったと、嘘をついた。

まだ素質者でありながら、一度力を発揮できたことを理由に自ら名乗り出てパトロールに回っていた結衣が帰ってくる。

「結衣ちゃん…」
「小絵さんは…やっぱりまだ…」
「そう…ね。少し、休ませてあげるしかない」
「そう…ですよね」
「私が後は何とかする。結衣ちゃん、あなたの責任じゃない」
「はい…」

結衣は肩を震わせる。あの時から、決まってその小さな身に、責任を感じ受け止めきれないその想いに、いつも小さく震えるばかり。

そう、あなたの責任じゃない…。
結衣が帰っていくのを見ながら、響子の下半身は熱く疼いたままだった。
記憶の続きを辿りだす。

-------

18年前。月の大きな夜。

「な、何、あなた…ッ! 半妖…っ! いやだ…いやっ、いやっ!」
「キヒヒヒ…半妖の良さを知れば、そんな事決して言わなくなるぜ…」
「あなた達なんか…絶対…みんなと…滅ぼしてみせる。私はジャスティレイファーを支える…っ」
「お前一人じゃ何もできないってか?? へええ…どうせ内部で座ってばっかり居るんだろ? ケツばっかり大きくなりやがって」

その頃から既にサイズにして91cmはあったヒップは、今では重力にも負け、95cmほどにまで大きくなった。

「おれはなぁ…後ろ専門なんだよ…キヒヒヒヒヒヒ…味わったら忘れられなくなるぜ」
「この…っ…気持ち悪い」

響子は戦う術には優れていなかった。あくまで後方支援がメインである。門馬早苗を助けるため、術式の用具を運んできたときに、それに遭遇したのだ。

「逃げられないのか? それとも…期待してんじゃねえだろうなぁ??」
男の腕が、グロテスクな触手となり地面を這いながら、響子へと迫る。
「半妖が絶滅させなきゃいけない相手だって、身を持ってわかる、絶対に私はお前たちを滅ぼすため、ジャスティレイファーを…皆をさらに強くするっ」
「そうかそうか…キヒヒヒヒヒヒ」

触手が響子の身体へとまとわりついていく。必死に抵抗するも、その力には敵わない。

「うっっ…ううっ」
「…雑魚半妖、そこからすぐに消え失せなさい」
音もなく駆けつけた門馬早苗だった。すぐに半妖の身体を切り刻み、消滅させていく。
「グギャァアアアアア」

「大丈夫?」
「早苗…ありがとう、うん、大丈夫…」
「まだこの辺りには大勢いるみたい。私、行くから」
早苗を抱き起こすと、素早く駆けていく早苗。

だいじょう…ぶ…。
それは、早苗に対してついた、最初の、最後のつもりの、嘘だった。


消滅させたつもりの半妖の、触手の欠片。正確には指数本分、男性器程度の太さの、それ単体で意思を持ったかのような、触手の生き残り。それが、楠響子の下半身、当時のおしゃれだったが、ヒップラインがくっきりとわかるタイトな白いスキニーパンツの中へと侵入していた。

そしてそれはあっという間に下着の中へと潜り込んでいた。既に早苗は離れている。自分でそれを処理すればいいと思った。嘘をついた理由は、それだけだった。はずだった。

触手は、お尻を揉み込むように煽動しながら、アナルへと…進んでいた。
おぞましい感覚と共に湧き上がる、得も言われぬ感覚。

その時の記憶を反芻しながら、今アジト内で、お尻に力を入れる響子。

その夜、その時、触手はアナルを出たり入ったりするばかりか、その中身を、吸い始めたのだった。
そして、触手から媚薬効果のある粘液をしみ出し、アナルを満たしていく。
それは…触手による浣腸だった。

「やめてっ!これっ…くぅっ…はぁあ…こんなものっ」
これ以上されたら…恐怖心が募り、慌ててズボンに手を入れ、お尻に手を回すとアナルを蹂躙していた触手を思い切り引き抜く。そして持っていた術式で、それをすぐに消滅させる。

「はぁ、はぁ…こんな…ものっ」
だが、アナルを直腸まで満たしている触手のしみ出させた粘液。それは消えることもなく、響子のアナルを身体の芯から熱くさせていた。

フラフラと立ち上がるものの、お腹を抑え、お尻を抑えて前屈みの姿勢になる。
「なに、これ…いやぁっ…」

直腸いっぱいに染み渡った粘液はアナルを決壊させようとする。必死で抵抗するも、ただの便意とはまるで違う、快感を伴ったアナルの強烈な疼きが響子を襲っていた。

「だ、ダメ、ダメっ、んぐぅうううう」
路地で辺りを見回し、お尻を突き出し手で抑えながら、お腹を抑える。それだけで抗えるものではない、凶悪な便意が玉のような汗を噴出させる。

「あああ、ダメ、出る、出るっ!出ちゃうっっ!!んんぐうぅううひいいい!」
ぶり…ぶびびびび、ぶばああっっ!ぶばばばっっ!
強烈な破裂音が、響子の敗北を知らせる。白いスキニーパンツの色を変色させ、大きなヒップラインを更に膨らませながら、こんもりと暖かく心地のよい、「それ」の感触。ポタポタと、パンツ越しに地面に垂れるアナルからの残り汁。

ぶほっ!ぶばばばば! 
更に排泄は止まらなかった。響子は醜く顔を歪ませながら、今までにない感覚を覚える。それが初めて、イッたという感覚だったことは、後でわかった。初めての強烈な快感。浣腸お漏らしイキ。放心状態で汚物とともに座り込み、そこを動けるまでには時間がかかった。その間、響子はその感覚をただ反芻していた。


-------

今日も、その時と同じ白いタイトなスキニーパンツ。女性だらけのアジトでは特にだれも気にしていなかったが、男性が見ればひと目で悩殺されるであろう豊満なヒップライン。結衣がアジト内の宿舎へと帰っていったのを確認すると…自らの幹部席の引き出しをあける。その奥にあるのは…薬局でまとめ買いしているイチジク浣腸。
結婚もせず、ひとりでジャスティレイファーを支援し続けた響子の、哀しい嘘と誰にも言えない秘密。それが、浣腸行為だった。

周りからは見えない幹部席で、アジト内でこっそり浣腸をするのが、響子の楽しみだった。誰もいなくなった司令室。座ったまま一気にスキニーパンツと下着を下げると、お尻を上げて手慣れた仕草でさっと浣腸を注入する。ひとつ、ふたつ、みっつ。

そして、すぐに効いてくるその効果に脂汗を浮かべながら、椅子の上でくねくねとお尻を揺らし、もじもじと身体を動かす。その快感と苦しみのハーモニーが、響子の日々の苦悩を和らげるたったひとつの特効薬なのだ。

極限まで、本当のギリギリまで、自席で耐え続ける。あの時のことを思い出すかのように。そして、本当に最期の瞬間の手前まで耐えると、何かあったら決壊目前の最期の瞬間に、トイレへと駆けこむように入っていく。

ぶばばばば!ぶほっ!ぶぼおおおっ!
個室でスキニーパンツと下着を下ろすとほぼ同時に、便器の中へと浅ましい秘密がぶちまけられる。

んはぁあああああ!!
んんんんっっっ、んふうっっ…はぁああ…。

何事も無かったかのように席に戻る。
この儀式さえ行えば、響子は自分を保つことが出来た。その戦いのための、すべてをジャスティレイファーに捧げる日々に戻り、ジャスティレイファーや素質者たちを支援する。果てなき戦いの日々に、身を投じることが出来るのだ。
2018.08.30 変態ヒロイン羞恥淫欲晒し  # 4-3 『廊下』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 楠響子の場合
短編 # 4-3 『廊下』


響子の秘密は既に日常に根を張り、
至って自然な、何の背徳感ももたらさない、日常の行為と化していた。
そうでなければ、司令官という立場でジャスティレイファーを支援し、素質者を育てていく毎日を成立させることはできない。

その行為が、彼女にバランスをもたらしていた。
それはただ、彼女の当たり前な日常として、続くはずだった。

このところ、ジャスティレイファーたちは相次ぐ戦線離脱者を出していた。
下級の半妖が少しづつ減り、上級の半妖が蔓延るようになった分、半妖によると思われる行方不明者は減っていたが、ジャスティレイファーもまた決め手を欠いていることに、司令官という立場で響子は頭を悩ませていた。

新堂佐緒里の稼働は以前より大幅に減り、一言で言えば熱意がなく、とても大事な任務を任せられる状態ではなく、水神音羽はアジト内でのあの事件以降、療養に近い日々を送っていた。そして、門馬小絵は姿を消し、アジト内宿舎には戻っていない。その他のジャスティレイファー、また素質者だけで局地的な戦いを繰り広げ、被害を未然に防ぐ、それしか手立ては無かった。

急激に力を伸ばしている暁結衣。そして元より素質と能力の高かった四条未羽。期待はこの2人にかかっている。ふたりとも、背負わされているものを知ってか、顔付きは以前よりも凛々しく、雰囲気も少しづつ大人のそれへと進化していた。

その2人に、響子は司令を出していた。
2人がジャスティレイファーとして一人前になるための試験とも言えたし、ジャスティレイファーがこの分の悪い戦いにケリを付けるための、賭けのひとつだった。
『半妖の生体サンプルを入手し、その構造を今一度調べあげること』

通常、ジャスティレイファーによる式神プログラムや、退魔巫女の霊力を最大限増幅させる強化スーツの力によって、半妖はジャスティレイファーに退治されれば粒子レベルで対消滅を起こす。それは、以前に一度危険を犯しながら生体サンプルを手に入れた際、生体解剖で分かった知見を元に、響子がジャスティレイファーのスーツに宿る霊力の指向性をチューニングしたおかげで更にパワーアップされたものでもあるし、半妖の検出装置もその際の研究を元に細胞レベルでの微力だが異様な電磁波を検知するものであった。

もっと、もっと根本から、さらなる研究と新しい仕組みが必要になる。響子はそう考えていた。門馬早苗が、門馬一族が退魔巫女として代々受け継がれたその力を発揮したとすれば、楠響子は不世出の天才だった。近年、被害者が大幅に減り、退魔組織が整備され、辛い鍛錬をある程度簡略化しながらも半妖に対抗する力も飛躍的に向上させたのは、生体科学を出自とし物理学にまで造詣の深い彼女の力によるところが大きかった。

「えー、そんな…危険過ぎますっ。まあ、私なら何とかなりますよ? だからって」
「でも…必要…なんですよね?」
美羽が深刻な雰囲気を和らげるように軽い言葉を発すると、結衣が心配そうに言葉を発する。響子はそんな2人を良いコンビになると思いながら、その意図を説明する。

「そういうわけだから…。もちろん、丸々一体半妖を確保するなんて危険過ぎる。だから、その体の一部だけでいいの。ジャスティレイファーの力で消滅させる前に、身体の一部分だけでいいから隔離し持ち帰って欲しいの。そうすれば、もっと新たな研究が出来る」
「もっと強い武器も出来るってことですよね? だったらやらなきゃ、ね、結衣」
「未羽ちゃん…、もう。うん」
「2人で一緒に行けば大丈夫でしょ!? いま、私達がやらなきゃ」
「うん…そうだね」
「任せたわ。とにかく、危険を感じたら消滅させていいから。このケースを使って」
「はい、わかりました!」

---------------

司令室で、響子はジャスティレイファーのこれまでとこれからを思う。
新しい発明を元に、どこかで賭けに打って出る必要もあるのではないか…。
そのためにも、新しい研究は絶対に必要。あの子たちに危険が及ばないことを祈りながら、ただ、待つことしかできなかった。

美羽と結衣は、いつものようにパトロールを行い、行方不明者を出した地域の警護にあたっていた。検出装置の反応からしても、おそらくは雑魚妖魔。

平日昼間の住宅街、生ぬるい風が吹く路地を歩く女性の前に、そいつは現れていた。

「あ。結衣。あの雑魚半妖!」
「未羽ちゃん、気を付けて!」

触手を数本、身体から伸ばし、のろのろと女性に迫る姿。明らかに下級の半妖だった。人間の姿もほとんど失っている。こうなると、元になった人間は決して助からない。半妖が身体を乗っ取っている状態。ジャスティレイファーに変身し、その力で消滅させるだけ。
「変身っっ!」
「変身…」

2人は、強化退魔巫女スーツ姿へと変身する。腕試しをしたいと思っている四条美羽にはうってつけの雑魚半妖だったこともあり、彼女は素早く駆け寄ると本体をあっという間に消滅させながら、その触手の一本を霊力を弱めて切り落とす。

「結衣、お願い!」
「うんっ」

響子から渡された防護ケースにその触手の欠片を入れようと手にする。本体はとっくに消滅をしていたが、触手はまだのたうち回っていた。結衣の手をすり抜けると、本体の復讐のつもりなのか、未羽の下半身へとまとわりつこうとする。

「ちょ、ちょっと! これ、気持ち悪いっ!」
「未羽ちゃん!」

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響子は、あの日のことを思い出していた。
早苗が切り落とした一本の触手、自身の下半身に潜り込んだそれは、今日まで続く新しい感覚をもたらした。あのときは、驚きと恐怖ですぐに術式で処理し消滅してしまったが…。

惜しいことをしたと思った日もあった。あの恐ろしい行為、アナルへ潜入された際の感覚を思い浮かべてしまうこともあったが、ジャスティレイファーを率いる身としての矜持が勝り、それ以上の妄想には歯止めをかけていた。

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「いやぁ、こいつ、ほんっと、下半身ばっかり狙って、きっもち悪っ!」
未羽が触手を下半身からはたき落とす。
「結衣、今!!早く!!」

結衣がそれを採取用の防護ケースに今度こそ素早く収め、きっちりと封印作業を行う。
「ふぅ…これで…大丈夫かな」
「任務完了でしょ。簡単簡単、結衣が手間取るからちょっと危なかったけどね」

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だが確実に、その日以降、陵辱されてお漏らししたアナルのだらしない快感、そしてそれが浣腸と呼ばれる行為に近いものであったこと、今までにない愉悦をもたらしたこと。それらは、彼女の日常に根を張ったのだった。

そのことを想い出したせいか、また、下半身の奥、あの箇所が疼く。このところのストレスのせいか、より頻度は高くなっていた。触手を研究するという考えは、ジャスティレイファーを強くするためと強く思い込むようにしたが、それだけではない事に自分で気付いていた。いや、気づかないふりをしていた。

引き出しの奥から、イチヂク浣腸を取り出す。慣れた手順。
周りからは死角となる司令席で、真っ白なスキニーパンツを下げると、イチヂク浣腸を挿入する。
「んん、んふぅうっっ、あぁ…これっっ…」
一気に4つを直腸の奥へと流しこむと、いつもの悦びに全身を震わせる。

「あぁ…もう、このまま漏らしてもいい…ううん…漏らしたい…漏らしたいの…」
あの日の事を思い出し過ぎたのか、トイレでの排泄では満足できないだろうと直感が告げていた…。あのときのように…このままお漏らし…。
理性が即座に否定する。ジャスティレイファー本部の中だ。何をバカなことを…。みんながすぐそこに居る。幹部席は死角とはいえ、音も匂いもすぐに気付かれるだろう…。お腹の調子が悪かったと誤魔化せば…。いや、きっと蕩けた顔で嬌声を上げてしまうに違いない…。


指すような痛みが走り、お腹がギュルギュルと急降下するように切迫した苦痛を告げてくる中、脂汗を浮かべながら、響子は幹部席を動けずにいた。

その時、未羽と結衣がアジトへと到着し、幹部席まで小走りで近寄ってくる。
「響子さん、私達やりました! 捕まえましたよ!!」
響子が渡した小さなケース。それを確認し開けてみると、確かに切り取られた触手の先端が、まだ少しも活力を失わずビクビクと蠢いていた。
「うわぁ…やっぱりキモ…。これ、、使えます?」

「えぇ…。け、研究に使えるわ…。早速研究室に…。まだ…妖力が消えないうちに…。はぁはぁ。ありがとう、今日はもう大丈夫」
そう言い残すと、フラフラと立ち上がり研究室への廊下へと急ぐ。

司令室から研究室へと続く廊下は途中で二股に分かれていた。一方は研究室へ。一方は研究準備倉庫へ。そして、準備倉庫の奥には道が続き、研究室の裏口へと続いていた。つまり、この二股に分かれる道は円環して繋がっている構造だ。
どちらか側から誰かが来ても、追い詰められることはない。先に続く道から回り込んで戻って来ることが出来るのだ。

研究室に…急がなきゃ…だから…トイレは…あとで…しょうがない…。
白いピチピチのスキニーパンツにくっきりと浮かび上がるヒップラインを8の字のようにくねくねと震わせながら、研究室へと続く道の途中、曲がり角の辺りで立ち止まる。

ああ、ああ、あ、あぁ…。苦しさの限界が近づいていたが、なにかが物足りない。
廊下の壁に手をつき、苦悶の表情を浮かべながら体中を震わせると、手から防護ケースが滑り落ちた。


ガラン…。音を響かせ床に落ちた防護ケースが開き、中から先程の触手の先端が飛び出した。苦痛で歪む意識のせいか、そんな気がした。だが、しっかりと封印されたそれは当然落とした程度で開くことはない。

私いま…? ゴクリ…。
屈んで防護ケースを拾い上げようとした。そのはずだった。だが、響子の指先は、防護ケースの封印を解こうとしていた。今見た幻を現実にしようと。
私…なんで…でも…あぁ…これが…あれば…。


封印を解いた刹那、一瞬で触手の先端が飛び出すと、それはまるで意思を持って響子の願いを察知したかのように…。ヌルヌルとすばやく這い回ると、ぴっちりとした白いスキニーパンツの腰のあたりから潜り込み、下着の中、アナルへと一瞬で到達する。

懐かしくも甘美な、ただのイチヂク浣腸とはまるで違う触手の粘液。それが分泌されていく。
ああぁ、、ああ、これ…これなの…。

だが、切り落とされた先端は短く、もどかしくもアナルのいちばん奥までは届いてこない。もう長い間、誰にも刺激を受けなかったアナルの最深部。そこに刺激が欲しかった。とにかくもっとはしたない液で満たし便意をぶちまけたい。イチヂク浣腸の便意と触手の粘液の刺激に、司令官である響子の理性も矜持もあっさりと砕け散った。

も、もうだめっ!い、いま…欲しい、欲しいのっっ!
スキニーパンツと下着を膝まで下ろすと、お尻を突き出すようにしながら、アナルの外に出ている触手の先端をつまみ、中に押し込む。さながらアナルディルドゥを突き立てるように。

んんふぅうううっっ!! イイ!あぁああ~やっぱりこれイィい!
膝まで下ろしたスキニーパンツに飛沫が飛び散り汚しながら、先端を掴んで引いては押し、引いては押し、奥への刺激を渇望する。


「クククッ…デカ尻アナルが大好きな変態オバサン…臭えもんたっぷり詰まってるぜ」
自分への言葉責め妄想とも間違えるほどの、言われたくなかった言葉が触手からのテレパシーとして脳へと直接届く。
ひぃい! まさか。この大きさでも意識が残る半妖がいるなんて。ああぁ…。

そして、その妖力に反応したのか、辺りに半妖警戒警報が鳴り響く。
そ、そんな、、まずい、この警報は…。本部内にいるみんなには場所が特定できる…。
すぐに研究室へ…。そう思ったはずだった。なのに。触手を掴む手は止まらない。

グッチュ、グッチュ、粘液が触手の先からアナルの奥へ染み出していく。便意の苦しさとアナルを貫かれる快感、媚薬効果なのか体中を熱くゾワゾワと滾らせる触手の粘液。汗がダラダラと流れ髪の毛は顔にだらしなく張り付きながら、秘部からは夥しい汁を太ももまで垂らし始めていた。

漏れちゃう、漏れちゃうダメ、、んんっっっぐっ!
あああ漏れちゃう漏れちゃう漏れちゃうっ! 漏らしたいっっ…!!!
んひぃいい!


いち早くその場所まで駆けつけようとしていたのは結衣だった。
研究室の廊下を走り、その先。先程の触手が研究室で暴れている? 響子さんは? 研究助手の方は? 安否を気にしながら、廊下を進んだ先、そこに見えた光景は…。

曲がり角の壁で隠れていてわからないが、人のお尻が、壁から突き出されはみ出している。真っ白く大きなお尻。そしてその中心に向けられた手が掴んでいたもの…それは、グロテスクな触手の先端部分。

え? あれは…!?
そして、他の素質者や未羽たちも駆けつける。
きゃ、きゃあああ! な、なにあれ!?
ただならぬ雰囲気に、進もうとする他のメンバーを静止する結衣。


あ、あぁ、あ、あぁダメ、曲がり角の向こうにみんなが来てる…! お尻…見えてるっ!あぁ触手が…これ以上…動いたら…ダメっっ、、動か…ないでっ…ふぅんんっっ!
「動かしているのはお前だろう…お漏らし大好きな変態オバサン」

んっっぐ、んっっ、ぐぅうう、だめ、だめ、だめ、、あぁイイ! イイいいい!
「いちばん奥まで突き立てたら思い切り引き抜く、そうだろ?」
は、はいぃ!!

言われたとおり、いや、望んだ通り、届く限り一番奥まで突き立てる。
んんひぃいいいい! そして…。一気に引き抜く! 床に落ちる触手の先端。
漏れちゃうッ!漏れちゃうっっ!漏らしますぅううう!!

曲がり角の少し手前で様子を伺う結衣や未羽、その他素質者メンバーたち。まさかそれが変わり果てた響子の嬌声だとすぐには気付けない。

ブバっっブバババババ!
突き出された白いお尻、決壊したアナルから、大量の便が廊下中に撒き散らされる!
イグイグイグイグゥ~~~~ッ!! お漏らしでイグぅうううううう!
ビュバッッ! ブビビビ、ブゥッ! ビチュっ!
次から次へと大量の便を放り出しぶちまけ続ける。

きゃ、きゃあああああ!
な、なにあれ!? だれ!?
目をそむけるメンバーたち。

イッくぅうううう! 最後の嬌声。
誰もその光景のおぞましさと汚らしさに近付こうともしない。


ハァハァハァ…
嘘…みんなの前でお尻だけ見られながら、、お漏らしぶちまけてイクなんて…あぁ。
ま、まだ、今のうちに…。

放心状態ながら取り戻した理性で、フラフラと研究室へ飛び込むと、下半身裸のまま、裏口から研究準備室へ。
誰も今はいないはず…お願い、誰もいないでっ!
幸いにも助手のいない準備室で、白衣を身にまとい下半身を隠すと、円環状の廊下でなんとかフラフラと、結衣たちの後ろから現れる。

はっぁはぁはぁ…どうしたの? み、みんな…。
さっき、防護ケースごと研究室から逃げ出して…それで…
え? 誰かがいた? そ、そう? みんなは戻って…。
前に出て触手を拾い上げると、防護ケースに再度締まっておき…。
ここは…片付けるから…ほら、も、戻って。


結衣はその様子を冷静に眺めながら、なんとも言えない物憂げな表情を浮かべた。
2018.10.06 変態ヒロイン羞恥淫欲晒し  # 4-4 『会議』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 楠響子の場合
短編 # 4-4 『会議』


何着か持って着回しているいつもの白いスキニーパンツ。豊満なヒップラインに、女性らしい柔らかく肉付きのいい身体のライン。それに白いジャケット姿。

その日は、不定期に開催される「第7類行方不明者対策会議」の日だった。
政府が非公式に開催する有識者会議である。第7類行方不明者とは、半妖被害にあった行方不明者のこと。

響子はそこで政府にジャスティレイファーの活動を報告し、支援その他の援助が決定される。それははるか昔から代々続く時の権力者とジャスティレイファーと呼ばれる退魔巫女との支援関係だった。

夜、首相官邸。地下。秘密裏に行われるその会議室に赴く。
ここ数年は政府の立場でジャスティレイファーを支援する鷹司恵那への相談会といった雰囲気と化していたが、孤独な立場にある響子にとって、心休まる時間でもあった。
地下の不思議な構造の薄暗い廊下の奥にある、元は倉庫だった部屋を改造したかのようないつもの簡素な会議室。蛍光灯も古いのか光量が少なく、否が応でも昭和を喚起させる。

鷹司は響子と年齢も近く、普段から無愛想ではあったが、響子の心情や立場をよく理解してくれていた。この頃の優秀なジャスティレイファー達が立て続けに堕ちてしまったことも前回報告済みである。だから、今回の開催の連絡は普段より期間が短いとは思ったが、断る理由などどこにもなかった。

鷹司は小柄ながら落ち着いたダークネイビーのスーツ姿で凛としていつもこちらが現れるまで立って待っている。いつもながら変わらず無愛想だが、どうやら笑顔を作ってくれているようでもある。

「楠さん、今日もご苦労さまです。さて、最近は…言われなくてもある程度は想像がつきますが」

「はい、、門馬小絵が堕ち、それからは優秀な素質者二人、暁結衣と四条美羽に期待をかけ…ただ、事件の件数自体は減っているかと」

「そうですか。件数が落ち着いているのであれば何よりです」

「ほんと…それだけは良かったと…はぁ」

「おつかれのようですね。実は今日は、紹介したい人がいます」

「え?」

対策会議と言っても、いつも鷹司と二人きりだった響子にとっては寝耳に水の話だった。そして、鷹司が横に視線を向けると、少し離れた席にまるで気配を感じさせず、大きめの眼鏡をかけた中年の男が座っていた。

「はじめまして。楠響子さん。噂に違わずお美しいお人だ」

まだ立ったまま話していた鷹司と響子を前に、初対面にも関わらず自分ひとり座ったまま、明らかに不躾に体中をジロジロと眺めてくる。響子にとっては嫌悪感しか催さない対象だった。いい歳をしてそのような視線の制御すらできない時点で、人としてすら認めがたい。

「鷹司さん…この人は…?」

「私も忙しくなりました…。少し、この仕事を離れることも多くなります。心配は無用、この蛭沼は生体科学にも明るく、仕事はできる男です。男性ということで少し報告しにくさはあるかもしれませんが…我慢してください」

「そう、、ですか…」

「それではわたしは…ごきげんよう」

そういうと鷹司恵那は会議室を出ていく。
渋々、響子は蛭沼と呼ばれた男の眼の前に一つ椅子をずらして座る。

「蛭沼です。これからあなたの担当となりますのでよろしく。さっそくだが、楠さん、これまでもずいぶんご苦労をされたようだ。鷹司から聞いています。誠に残念だが、ジャスティレイファーとは代々そういったもの。だが、半妖殲滅に少しづつ成果はあがっているとも聞いています。そうなのですか?」

「上がっている、と言えるかはわかりませんが、件数は減り、下級の半妖も確実に姿を見なくなってきています」

「そうですか…。それは良かった。だが、、楠さん…、」
じろりと眼鏡の奥から視線を向けてくる。

「聞きましたよ。優秀なジャスティレイファー達が、そう…変態マゾ牝豚に堕ちたと。」
「え、ええ…それは…そう…ですが…」

「新堂佐織里が稼働を減らしているのは…公衆の面前、とでもいいますか、外ではしたない行為に興奮を覚える変態露出マゾになったから。水神音羽は…あろうことか女性型半妖に欲情しレズ行為に走る痴女に堕ちた。さらに…最強と謳われた門馬一族の切り札、門馬小絵は最低の豚、どうしようもない家畜マゾに堕ちたとか」

「っ…それは…」
自らが鷹司に伝えた内容を下卑た言葉で飾り立てている。
なぜこんな男が鷹司さんの代わりに…。いくら支援してくれる政府機関の者であるはずとは言え、そう思わずにいられない。

「一度、アジトにご案内いただけませんか? そのジャスティレイファーの素質者とやらをこの目で見たい。そんなふうに変態マゾに堕ちてしまうなんて…なぜなのか。そこから探らないといけないのでは?」

「っ…アジトに…? それは…無理です」
もっともらしい理由をつけながら、目も顔つきも卑猥な好奇心が浮かんでいるのを隠せていない。

「ジャスティレイファーっていうのは、優秀な素質者とやらも…。変態マゾの集団なんですかねえ…。」
「何を…言うんですか」
「だって、そうなんじゃないんですか? だれもかれもが変態性欲に…半妖相手に堕ちた」
「ふざけないでっ! 帰らせていただきます。アジトになど、ご案内することはできません。鷹司さんがなぜ貴方のような人を使っているのかわかりませんが、軽々しい卑猥な言葉は謹んでもらえませんか」


「そうですか…ふふふ。私は怒らないタイプだ。ジャスティレイファーとやらを支援する必要もある。また、近々開催させて頂くとしましょう。その際はじっくりとね…ふふふ」

響子はさっそうと白いジャケットを翻し、その場を後にした。

2018.10.06 変態ヒロイン羞恥淫欲晒し  # 4-5 『密行』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 楠響子の場合
短編 # 4-5 『密行』


蛭沼という男、なぜあんな男が鷹司さんの代わりに…。
ただでさえ頭を悩ませることが多い時期にあんなことがあったおかげで、響子は余計に半妖研究にも集中を欠いていた。

上級クラスと戦える戦力は小絵だけだったが、それも堕ちた。
結衣は新しい素質を開花させようとしているが、まだまだ不安定で未熟だった。

結衣、そして力を発揮する可能性の高い美羽のためにも、新しい強さを…。
そう思っても研究に身が入らず、その研究もまだ思うような成果を得られてはおらず、状況は袋小路に入ったと言ってもよかった。
そんな中、検出装置は上級半妖を検出し、集団行方不明事件も数日前に発生したとされていた。

打つ手が無く、ただもどかしく時間は過ぎていった。
そしてその責任感とストレスに、やはり響子のあの場所が疼きだしていた。

したい…。
日常にしっかりと根をはり、更に成長するあの行為、あの刺激は、響子のストレス発散のための行為となっていた。

もっと…刺激的な…こと…。
自分のバッグを持ち研究室から"アレ"の防護ケースを持ちだすと…司令室を抜け、アジトから外へと向かう。


そこにすれ違った結衣が、そのケースに目を止める。
「響子…司令官?」
「あ、小絵ちゃん…ちょっと…出かけてくるから」

あの防護ケースは…。不吉な予感を覚えながら、結衣は司令官に何も言うことができなかった。

車で移動する自分だけの空間は、普段の責任から解き放たれ妄想を高めるには十分だった。どこかへ行って、したい…。お漏らししたい…。何もかも忘れられる刺激が欲しい…。
車でたどり着いたのは、郊外の
人気の少ない巨大ホームセンター。
店のなかでお漏らしを我慢したい…そして…。



今日もピッタリとした白のスキニーパンツ。人がまばらで、ひんやりとした空気のホームセンターの中に入り、ゆっくりと興味のない品々を見て回る。古い店舗だからか、通路に防犯カメラなども特に見当たらない。

ゴクリ…。ここなら。何かあってもお腹の痛いフリ、お腹を下したフリをすれば…。
たまにすれ違う家族連れに罪悪感を覚えながらも、期待がそれを上回っていた。
思いっきり…漏らしてイケる…。


最も人気が少ないコーナーを何度も往復すると、ゆっくりとしゃがみ込む。スキニーパンツを下げ、ひんやりとした空気にお尻をさらしながら、イチヂク浣腸を注入していく。チュルルルっ…。

あぁ、私…こんなところで…。でも…。お腹をたまたま下したのと…一緒…。
これだけじゃ…無い。これじゃ…足りない…。
床に置いた防護ケースをそっと開ける。未だ生命力を保ちのたうち回るそれが、すぐに床を這い回り、響子のアナルを目指す。

んんっっぅふぅ!

そして滲み出す粘液が、アナルの壁に染み渡る。

これぇ…これなの…。

今の響子は、司令官としての矜持も何も無く、アナルへの刺激、非日常の刺激への渇望だけが頭を満たしていた。漏らしたい。もっともっとすごく派手に…。


ゆっくりと立ち上がると、通路を歩いていく。アナルのなかで半妖の触手はくねくねと動き回り、思わずその大きなお尻を弧を描くようにブルブルと震わせながら…。
額には汗が浮かび、お腹の苦痛の苦悶に混じり、時折笑顔にも見える愉悦を表情に滲ませる。

ホームセンターの隅の通路から、中央通路の方へ向かってゆっくりと…。
トイレに行けばいい…そう…でも…間に合わなかったら…そのときは…間に合わなかったなら、、しょうがない…から。

トイレの場所など確認もせず、決壊の予感に震えながら、店の客とすれ違う。顔を真っ赤にしよたよたと時折棚に手を付きながら歩く響子をジロジロと皆が眺めてくる。


立ち止まって俯く響子に、美術部にでも属しているのか、工作用具をかごに入れた真面目そうな女子学生が声を掛ける。
「あ、あの…大丈夫、、ですか?」

「だ、だいじょう…ぶ…あぁ…お腹が…」

「え? 苦しい…んですか?」

お腹の中では強烈な嵐が吹きまわるようで、肛門の入り口には痛みと快感がごちゃまぜになり強烈なアタックを続けてくる。力を抜けば今にでも破裂しそうなアナルの限界はすぐそこだった。

あ、あぁ、お漏らし…見られちゃう…。し、たい…。


「ほんとに大丈夫ですか? あの…。店員さん呼んできましょうか?」あたりをキョロキョロする女子学生。本当に心配そうな表情が見て取れる。

「だ、大丈夫。でも、、あ、あぁっ! だ、めっ!」

「え??」

も、もうだめっ!

強烈すぎる触手の動きに…響子はスキニーパンツの上からアナルに手を回し、肛門から顔を出している触手を掴む。

「え?え??」

お尻を突き出し顎を上げて口も半開きになった響子の顔は、具合が悪いようにはとても見えず、むしろその真逆だった。

顔をクシャクシャに歪めると、女性学生の前で最後の言葉、最も言いたかった言葉を口にする。

「あぁ漏れちゃ、漏れちゃう! うんち出るっ!!出る出る出るっっ! だめえええ! イイイッッ!!」



スキニーパンツの上から掴んだ触手を思い切り奥へと送り込む。


「きゃ、えっ!? な、何を」



「も、漏れる漏れるうんち漏れるぅ!! あぁあぁあ」

鳴き声のような嗚咽を漏らすと、一瞬の静寂の後、最後の瞬間が訪れた。




ブッ!!ブッ、ブバッッッ!! ビュババ! ビュルルルル!!

スキニーパンツがみるみる汚物の色に染まり、ズボン越しに汚液が床へと垂れていく。

ピッタリとしたスキニーパンツのお尻は色を変え、こんもりと膨らみを作り匂いがたちこめる。

それでもまだ、強烈な排泄は止まらない。待ち望んだお漏らしだった。



「あぁ出てる、出てる出てるっ! イック!! お漏らしでイク~~~~~ッッ!」

その瞬間、自分の嬌声と重なるように、聞き覚えのある声がした。

「おやおや、ずいぶんとこれはまた…全て見させてもらいましたよ」

半ば放心状態で顔を振り向くと、そこに立っていたのは蛭沼だった。