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2018.08.30 変態ヒロイン羞恥淫欲晒し  # 4-3 『廊下』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 楠響子の場合
短編 # 4-3 『廊下』


響子の秘密は既に日常に根を張り、
至って自然な、何の背徳感ももたらさない、日常の行為と化していた。
そうでなければ、司令官という立場でジャスティレイファーを支援し、素質者を育てていく毎日を成立させることはできない。

その行為が、彼女にバランスをもたらしていた。
それはただ、彼女の当たり前な日常として、続くはずだった。

このところ、ジャスティレイファーたちは相次ぐ戦線離脱者を出していた。
下級の半妖が少しづつ減り、上級の半妖が蔓延るようになった分、半妖によると思われる行方不明者は減っていたが、ジャスティレイファーもまた決め手を欠いていることに、司令官という立場で響子は頭を悩ませていた。

新堂佐緒里の稼働は以前より大幅に減り、一言で言えば熱意がなく、とても大事な任務を任せられる状態ではなく、水神音羽はアジト内でのあの事件以降、療養に近い日々を送っていた。そして、門馬小絵は姿を消し、アジト内宿舎には戻っていない。その他のジャスティレイファー、また素質者だけで局地的な戦いを繰り広げ、被害を未然に防ぐ、それしか手立ては無かった。

急激に力を伸ばしている暁結衣。そして元より素質と能力の高かった四条未羽。期待はこの2人にかかっている。ふたりとも、背負わされているものを知ってか、顔付きは以前よりも凛々しく、雰囲気も少しづつ大人のそれへと進化していた。

その2人に、響子は司令を出していた。
2人がジャスティレイファーとして一人前になるための試験とも言えたし、ジャスティレイファーがこの分の悪い戦いにケリを付けるための、賭けのひとつだった。
『半妖の生体サンプルを入手し、その構造を今一度調べあげること』

通常、ジャスティレイファーによる式神プログラムや、退魔巫女の霊力を最大限増幅させる強化スーツの力によって、半妖はジャスティレイファーに退治されれば粒子レベルで対消滅を起こす。それは、以前に一度危険を犯しながら生体サンプルを手に入れた際、生体解剖で分かった知見を元に、響子がジャスティレイファーのスーツに宿る霊力の指向性をチューニングしたおかげで更にパワーアップされたものでもあるし、半妖の検出装置もその際の研究を元に細胞レベルでの微力だが異様な電磁波を検知するものであった。

もっと、もっと根本から、さらなる研究と新しい仕組みが必要になる。響子はそう考えていた。門馬早苗が、門馬一族が退魔巫女として代々受け継がれたその力を発揮したとすれば、楠響子は不世出の天才だった。近年、被害者が大幅に減り、退魔組織が整備され、辛い鍛錬をある程度簡略化しながらも半妖に対抗する力も飛躍的に向上させたのは、生体科学を出自とし物理学にまで造詣の深い彼女の力によるところが大きかった。

「えー、そんな…危険過ぎますっ。まあ、私なら何とかなりますよ? だからって」
「でも…必要…なんですよね?」
美羽が深刻な雰囲気を和らげるように軽い言葉を発すると、結衣が心配そうに言葉を発する。響子はそんな2人を良いコンビになると思いながら、その意図を説明する。

「そういうわけだから…。もちろん、丸々一体半妖を確保するなんて危険過ぎる。だから、その体の一部だけでいいの。ジャスティレイファーの力で消滅させる前に、身体の一部分だけでいいから隔離し持ち帰って欲しいの。そうすれば、もっと新たな研究が出来る」
「もっと強い武器も出来るってことですよね? だったらやらなきゃ、ね、結衣」
「未羽ちゃん…、もう。うん」
「2人で一緒に行けば大丈夫でしょ!? いま、私達がやらなきゃ」
「うん…そうだね」
「任せたわ。とにかく、危険を感じたら消滅させていいから。このケースを使って」
「はい、わかりました!」

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司令室で、響子はジャスティレイファーのこれまでとこれからを思う。
新しい発明を元に、どこかで賭けに打って出る必要もあるのではないか…。
そのためにも、新しい研究は絶対に必要。あの子たちに危険が及ばないことを祈りながら、ただ、待つことしかできなかった。

美羽と結衣は、いつものようにパトロールを行い、行方不明者を出した地域の警護にあたっていた。検出装置の反応からしても、おそらくは雑魚妖魔。

平日昼間の住宅街、生ぬるい風が吹く路地を歩く女性の前に、そいつは現れていた。

「あ。結衣。あの雑魚半妖!」
「未羽ちゃん、気を付けて!」

触手を数本、身体から伸ばし、のろのろと女性に迫る姿。明らかに下級の半妖だった。人間の姿もほとんど失っている。こうなると、元になった人間は決して助からない。半妖が身体を乗っ取っている状態。ジャスティレイファーに変身し、その力で消滅させるだけ。
「変身っっ!」
「変身…」

2人は、強化退魔巫女スーツ姿へと変身する。腕試しをしたいと思っている四条美羽にはうってつけの雑魚半妖だったこともあり、彼女は素早く駆け寄ると本体をあっという間に消滅させながら、その触手の一本を霊力を弱めて切り落とす。

「結衣、お願い!」
「うんっ」

響子から渡された防護ケースにその触手の欠片を入れようと手にする。本体はとっくに消滅をしていたが、触手はまだのたうち回っていた。結衣の手をすり抜けると、本体の復讐のつもりなのか、未羽の下半身へとまとわりつこうとする。

「ちょ、ちょっと! これ、気持ち悪いっ!」
「未羽ちゃん!」

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響子は、あの日のことを思い出していた。
早苗が切り落とした一本の触手、自身の下半身に潜り込んだそれは、今日まで続く新しい感覚をもたらした。あのときは、驚きと恐怖ですぐに術式で処理し消滅してしまったが…。

惜しいことをしたと思った日もあった。あの恐ろしい行為、アナルへ潜入された際の感覚を思い浮かべてしまうこともあったが、ジャスティレイファーを率いる身としての矜持が勝り、それ以上の妄想には歯止めをかけていた。

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「いやぁ、こいつ、ほんっと、下半身ばっかり狙って、きっもち悪っ!」
未羽が触手を下半身からはたき落とす。
「結衣、今!!早く!!」

結衣がそれを採取用の防護ケースに今度こそ素早く収め、きっちりと封印作業を行う。
「ふぅ…これで…大丈夫かな」
「任務完了でしょ。簡単簡単、結衣が手間取るからちょっと危なかったけどね」

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だが確実に、その日以降、陵辱されてお漏らししたアナルのだらしない快感、そしてそれが浣腸と呼ばれる行為に近いものであったこと、今までにない愉悦をもたらしたこと。それらは、彼女の日常に根を張ったのだった。

そのことを想い出したせいか、また、下半身の奥、あの箇所が疼く。このところのストレスのせいか、より頻度は高くなっていた。触手を研究するという考えは、ジャスティレイファーを強くするためと強く思い込むようにしたが、それだけではない事に自分で気付いていた。いや、気づかないふりをしていた。

引き出しの奥から、イチヂク浣腸を取り出す。慣れた手順。
周りからは死角となる司令席で、真っ白なスキニーパンツを下げると、イチヂク浣腸を挿入する。
「んん、んふぅうっっ、あぁ…これっっ…」
一気に4つを直腸の奥へと流しこむと、いつもの悦びに全身を震わせる。

「あぁ…もう、このまま漏らしてもいい…ううん…漏らしたい…漏らしたいの…」
あの日の事を思い出し過ぎたのか、トイレでの排泄では満足できないだろうと直感が告げていた…。あのときのように…このままお漏らし…。
理性が即座に否定する。ジャスティレイファー本部の中だ。何をバカなことを…。みんながすぐそこに居る。幹部席は死角とはいえ、音も匂いもすぐに気付かれるだろう…。お腹の調子が悪かったと誤魔化せば…。いや、きっと蕩けた顔で嬌声を上げてしまうに違いない…。


指すような痛みが走り、お腹がギュルギュルと急降下するように切迫した苦痛を告げてくる中、脂汗を浮かべながら、響子は幹部席を動けずにいた。

その時、未羽と結衣がアジトへと到着し、幹部席まで小走りで近寄ってくる。
「響子さん、私達やりました! 捕まえましたよ!!」
響子が渡した小さなケース。それを確認し開けてみると、確かに切り取られた触手の先端が、まだ少しも活力を失わずビクビクと蠢いていた。
「うわぁ…やっぱりキモ…。これ、、使えます?」

「えぇ…。け、研究に使えるわ…。早速研究室に…。まだ…妖力が消えないうちに…。はぁはぁ。ありがとう、今日はもう大丈夫」
そう言い残すと、フラフラと立ち上がり研究室への廊下へと急ぐ。

司令室から研究室へと続く廊下は途中で二股に分かれていた。一方は研究室へ。一方は研究準備倉庫へ。そして、準備倉庫の奥には道が続き、研究室の裏口へと続いていた。つまり、この二股に分かれる道は円環して繋がっている構造だ。
どちらか側から誰かが来ても、追い詰められることはない。先に続く道から回り込んで戻って来ることが出来るのだ。

研究室に…急がなきゃ…だから…トイレは…あとで…しょうがない…。
白いピチピチのスキニーパンツにくっきりと浮かび上がるヒップラインを8の字のようにくねくねと震わせながら、研究室へと続く道の途中、曲がり角の辺りで立ち止まる。

ああ、ああ、あ、あぁ…。苦しさの限界が近づいていたが、なにかが物足りない。
廊下の壁に手をつき、苦悶の表情を浮かべながら体中を震わせると、手から防護ケースが滑り落ちた。


ガラン…。音を響かせ床に落ちた防護ケースが開き、中から先程の触手の先端が飛び出した。苦痛で歪む意識のせいか、そんな気がした。だが、しっかりと封印されたそれは当然落とした程度で開くことはない。

私いま…? ゴクリ…。
屈んで防護ケースを拾い上げようとした。そのはずだった。だが、響子の指先は、防護ケースの封印を解こうとしていた。今見た幻を現実にしようと。
私…なんで…でも…あぁ…これが…あれば…。


封印を解いた刹那、一瞬で触手の先端が飛び出すと、それはまるで意思を持って響子の願いを察知したかのように…。ヌルヌルとすばやく這い回ると、ぴっちりとした白いスキニーパンツの腰のあたりから潜り込み、下着の中、アナルへと一瞬で到達する。

懐かしくも甘美な、ただのイチヂク浣腸とはまるで違う触手の粘液。それが分泌されていく。
ああぁ、、ああ、これ…これなの…。

だが、切り落とされた先端は短く、もどかしくもアナルのいちばん奥までは届いてこない。もう長い間、誰にも刺激を受けなかったアナルの最深部。そこに刺激が欲しかった。とにかくもっとはしたない液で満たし便意をぶちまけたい。イチヂク浣腸の便意と触手の粘液の刺激に、司令官である響子の理性も矜持もあっさりと砕け散った。

も、もうだめっ!い、いま…欲しい、欲しいのっっ!
スキニーパンツと下着を膝まで下ろすと、お尻を突き出すようにしながら、アナルの外に出ている触手の先端をつまみ、中に押し込む。さながらアナルディルドゥを突き立てるように。

んんふぅうううっっ!! イイ!あぁああ~やっぱりこれイィい!
膝まで下ろしたスキニーパンツに飛沫が飛び散り汚しながら、先端を掴んで引いては押し、引いては押し、奥への刺激を渇望する。


「クククッ…デカ尻アナルが大好きな変態オバサン…臭えもんたっぷり詰まってるぜ」
自分への言葉責め妄想とも間違えるほどの、言われたくなかった言葉が触手からのテレパシーとして脳へと直接届く。
ひぃい! まさか。この大きさでも意識が残る半妖がいるなんて。ああぁ…。

そして、その妖力に反応したのか、辺りに半妖警戒警報が鳴り響く。
そ、そんな、、まずい、この警報は…。本部内にいるみんなには場所が特定できる…。
すぐに研究室へ…。そう思ったはずだった。なのに。触手を掴む手は止まらない。

グッチュ、グッチュ、粘液が触手の先からアナルの奥へ染み出していく。便意の苦しさとアナルを貫かれる快感、媚薬効果なのか体中を熱くゾワゾワと滾らせる触手の粘液。汗がダラダラと流れ髪の毛は顔にだらしなく張り付きながら、秘部からは夥しい汁を太ももまで垂らし始めていた。

漏れちゃう、漏れちゃうダメ、、んんっっっぐっ!
あああ漏れちゃう漏れちゃう漏れちゃうっ! 漏らしたいっっ…!!!
んひぃいい!


いち早くその場所まで駆けつけようとしていたのは結衣だった。
研究室の廊下を走り、その先。先程の触手が研究室で暴れている? 響子さんは? 研究助手の方は? 安否を気にしながら、廊下を進んだ先、そこに見えた光景は…。

曲がり角の壁で隠れていてわからないが、人のお尻が、壁から突き出されはみ出している。真っ白く大きなお尻。そしてその中心に向けられた手が掴んでいたもの…それは、グロテスクな触手の先端部分。

え? あれは…!?
そして、他の素質者や未羽たちも駆けつける。
きゃ、きゃあああ! な、なにあれ!?
ただならぬ雰囲気に、進もうとする他のメンバーを静止する結衣。


あ、あぁ、あ、あぁダメ、曲がり角の向こうにみんなが来てる…! お尻…見えてるっ!あぁ触手が…これ以上…動いたら…ダメっっ、、動か…ないでっ…ふぅんんっっ!
「動かしているのはお前だろう…お漏らし大好きな変態オバサン」

んっっぐ、んっっ、ぐぅうう、だめ、だめ、だめ、、あぁイイ! イイいいい!
「いちばん奥まで突き立てたら思い切り引き抜く、そうだろ?」
は、はいぃ!!

言われたとおり、いや、望んだ通り、届く限り一番奥まで突き立てる。
んんひぃいいいい! そして…。一気に引き抜く! 床に落ちる触手の先端。
漏れちゃうッ!漏れちゃうっっ!漏らしますぅううう!!

曲がり角の少し手前で様子を伺う結衣や未羽、その他素質者メンバーたち。まさかそれが変わり果てた響子の嬌声だとすぐには気付けない。

ブバっっブバババババ!
突き出された白いお尻、決壊したアナルから、大量の便が廊下中に撒き散らされる!
イグイグイグイグゥ~~~~ッ!! お漏らしでイグぅうううううう!
ビュバッッ! ブビビビ、ブゥッ! ビチュっ!
次から次へと大量の便を放り出しぶちまけ続ける。

きゃ、きゃあああああ!
な、なにあれ!? だれ!?
目をそむけるメンバーたち。

イッくぅうううう! 最後の嬌声。
誰もその光景のおぞましさと汚らしさに近付こうともしない。


ハァハァハァ…
嘘…みんなの前でお尻だけ見られながら、、お漏らしぶちまけてイクなんて…あぁ。
ま、まだ、今のうちに…。

放心状態ながら取り戻した理性で、フラフラと研究室へ飛び込むと、下半身裸のまま、裏口から研究準備室へ。
誰も今はいないはず…お願い、誰もいないでっ!
幸いにも助手のいない準備室で、白衣を身にまとい下半身を隠すと、円環状の廊下でなんとかフラフラと、結衣たちの後ろから現れる。

はっぁはぁはぁ…どうしたの? み、みんな…。
さっき、防護ケースごと研究室から逃げ出して…それで…
え? 誰かがいた? そ、そう? みんなは戻って…。
前に出て触手を拾い上げると、防護ケースに再度締まっておき…。
ここは…片付けるから…ほら、も、戻って。


結衣はその様子を冷静に眺めながら、なんとも言えない物憂げな表情を浮かべた。
Secret

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