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2011.08.08 変態ヒロイン羞恥淫欲晒し  # 2-5 『取引』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 水神音羽の場合
短編 # 2-5 『取引』


ほど近い小さな公園。
半妖イリーナを追い、到着すると音羽は辺りの気配に集中し身を引き締める。

だが、あっけないほど簡単に姿を表す敵。
まるで無防備に、音羽へ向かって暗がりから歩いてくる。
肌を露出しEカップはあろうかという胸を強調した、豊満なボンデージ姿。
「ようこそ小娘ちゃん。2人になれたわね」
「ん? 私に用ってこと? 私はあなたに用は無いけど? 倒すだけ」
「あなたに倒せるかしら? 見たところ、私のほうが実力が上。あの門馬一族の小娘は別だけど、あなたクラスじゃ…たかが知れてるわ。それより、半妖に力を貸さない?」
「バカじゃないの。なんで私が。はぁ、付きあってらんない」

身構える音羽。確かに眼の前の敵の妖気は強く、慎重に攻撃を繰り出す隙を伺う。
私だって…。小絵さんばっかりじゃない… 超えてみせる…

「こんなふうにだって…出来るのよ?」
イリーナが手に持っていた鎖を引っ張ると、どこからとも無く、暗がりの中に人の姿が現れる。鎖と首輪につながれ、四つん這いで歩いてくる人の姿。それは女性だった。スポーツジムで自慰に耽っていたスポーツ選手だ。全裸で四つん這いになり歩いてくると、股間には深々とバイブのような触手が差し込まれうねっている。
「あぁん、イリーナ様ぁ…」イリーナに媚びた上目遣いを見せる女性。
「最低っ…絶対助けだしてあげる。私の役目は人助けすることだけ!」
「これだって、人助けなんだけど? 望んでこうなったんだから、この子」
「何なの半妖って、ホント最低。おかげで同性だからって倒すのに躊躇いがなくなったけど」
「嘘だと思ってるの? ねえ?」首輪を引っ張るイリーナ。
スポーツ選手の女性が、蕩けた声でせがむ。
「あぁイリーナ様ぁ…もっと…もっと…」
音羽は何とか集中を保ち、隙を伺うが、こうしている今もまるで隙がない。

「半妖の力を得れば、人間の女なんてイチコロ。欲望が見えるんだから…。すぐにこの通り…。何だって出来るのよ? そう…門馬一族の小娘を超えることだって…」
見透かされていたことに驚き、思わず大きく声をあげる。

「何言ってるの。半妖になってまでそんなこと」
「ふふっ…動揺しちゃって…半妖になるっていっても、ちょっと協力するだけ。何も変らないわ」
「あなたの戯言に付き合ってる暇はないの」
攻撃を繰り出す音羽。だが、イリーナはいとも簡単に音羽の攻撃をかわすと、余裕の態度で笑みさえ浮かべている。

「くっ…私は…ジャスティレイファー、負けない!」
「あなたの力じゃ無理って、言ってるでしょう?」
イリーナの繰り出す強烈な妖気の一撃が、音羽に命中する。痺れる身体。
「きゃあぁっ」地面に倒れ、転げる音羽。
「もう終わり? 弱いのね…」
私じゃ…ダメなの? 小絵さん…私はっ…
転げる音羽に、イリーナが近づいてくる。
音羽の眼前で、手をかざし、止めを刺そうとするイリーナ。
「終わりね、あっけない」
これまで…覚悟を決めようと恐怖を抑えこむ音羽に、イリーナの手が近づく。

その手は、思っても居ない動きをした。
音羽の頭を撫で…頬を撫でてくる…
「だから、力を与えてあげる、って言ってるでしょう? そうじゃなければ…ここで終わり」
ここでやられるよりは…でも…私は…
そう考える音羽に、イリーナの手は頭・首…喉元を撫で愛撫してくる。


「可愛い…半妖の力を借りれば、こういうことだってし放題…」
音羽の胸が、妖しく疼く。イリーナは尚も愛撫しながら、言葉を続ける。
「分かってるわよ…ここ数日散々見てきたこと…ドキドキしてたんでしょう? 素質があるわ」
戦おうとしても、イリーナの愛撫が続けられると動けず、眼前の豊満なボディに目が行ってしまい…イリーナの発する甘美な香りにうっとりとしてしまう。


「私は…ジャスティレイファーは…あなた達半妖なんかに…」
「半妖なんかに…触られてドキドキしてるんでしょう? どうして…逃げようともしないの?」
「そんなこと…」
「門馬一族の小娘も超えられるのよ?」
イリーナが音羽の上半身を引き起こし後ろから抱きつくようにして…胸元に手を這わせる。
「半妖なんかに…」
「スポーツジムの痴態…電車のレズ痴漢…選挙カーでの惨めなマゾ豚…全て脳裏に焼きついてる癖に…。今は二人だけ…誰にもこのことは知られない…あなたは力を手に入れる…」
「……」
「ああなりたいんでしょう? ああしたいんでしょう?」
胸元の愛撫を続けるイリーナの手…もはや逆らうこともなく、身を任せている音羽。
「あぁ…ち、ちが…」
「力を手にいれれば…助けた子にレズ痴漢するのも…調教してもらうように洗脳するのも…全て自由よ? 誰にも知られること無く…」
「(ゴクリ)あぁ…」ドキドキと高なる音羽の心臓の鼓動は、自分でも驚くほどだ。
「思い通りに…はしたないことが出来るの…」
「思い通りに…変態なこと…」
「ふふっ…そうよ…。素直になったら?」
イリーナの手が、音羽の胸へと伸びていく。
「だって…そんなこと…したくても…ダメだから…だから…」
「いいのよ…レズ痴漢したって何したって」
「あぁ…し…したい…」
イリーナの手が、音羽の胸を揉みしだき始める。
「キスしてごらんなさい…」
甘くとろけながら、イリーナの唇を求めてしまう音羽。


禁断の行為に堕ちながら、頭の中ではこれから何をするか…
その妄想が果てしなく広がっていた。




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半妖アジト。
イリーナの手から、培養液へとつながる触手が伸びている。
「あら…ちょっと夢の因子を与えただけなのに…勝手に盛り上がっちゃって」
半妖1が答える。
「順調なようですな」
「順調も何も…仲間にコンプレックスを抱いて…倒錯した感情が渦巻いてるただのレズマゾじゃない…ふふっ…あっけない」

音羽は培養液の中で、満足そうな蕩けた笑みを浮かべている。

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音羽の続き、もっとエロくしていきたいです。
佐緒里もまだ書きたいと思ってます。

そして音羽が終わると、門馬小絵の話になります。
最強のジャスティレイファーです。ここは乞うご期待。
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