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2011.02.27 変態ヒロイン羞恥淫欲晒し  # 2-3 『術中2』
変態ヒロイン羞恥淫欲晒し 水神音羽の場合
短編 # 2-3 『術中2』


フラフラと駅を降りた音羽。
何かがおかしい… そう感じながら、その違和感の正体は掴めずに居た。
トレーニングジム常連のお姉さんも、電車の女子高生と女教師も…

ふと目をあげると、駅前のロータリーでは、宣伝車の上に立った
女性議員が、スピーカーで政策について、市民に呼びかけている。
話題の渦中、美人すぎる都議員と有名になった女性だけに、野次馬も取材陣も多い。

しかし何かが…様子がおかしい…
まだ先程、立て続けに起きた事件の驚きが治まらない音羽の心が更にざわめく。

真っ白なジャケットとスーツの若い女性議員。だが、そのスカートは際どく短くめのフレア状で、
もう少し近づけば下から中が覗けそうになっている。

まさか、ね…
そう思って通りすぎようとした音羽の耳に、ただならぬ声が聞こえてくる。
「この財政問題を解決して住みよい都にしていくためには…あ、あふうぅっ…んんっっ」
スカートの上から、純白のスカートの股間のあたりを押さえる女性議員。
苦しそうな顔をすぐ笑顔に戻し、演説を続ける。

「ですから、この国を変えるには… んん、あぁっ、ダメっ」
え? うそ…まさか… すこし近づくと、低いモーター音が宣伝車の上から聞こえてくる。
耳についたイヤホンの方をしきりに気にする女性議員。既に顔は真っ赤で、前かがみになって動きが止まっている。

「あぁぁダメですっ…ダメ…今は…はぁあん…もうっ」
スピーカーを通じ、漏れている声。野次馬も取材陣もざわつき出す。
やがて女性議員は股間を押さえ、完全に中腰になってしまう。

「言えない…言えません…はぁああ…あぁダメ…ダメっ」
品のある清楚な顔が歪み、何かを必死に耐えている様子だ。取材陣のカメラは股間を捉え、
野次馬たちも一斉に携帯を向けてその様子を撮影している。
うそ…まさか…イヤ…
音羽の胸に不吉な予感と、かすかな妖しい疼きが混じる。

「だって…あぁはい…ごめんなさい… あぁ…わ、わたしは…」
苦悶していた顔が恍惚の表情に変わり始めると、ブゥウウンとより一層強くモーター音が響く。
「わたしは…女性議員、なんかじゃなく…ただの恥知らずの豚マゾですぅ! 
ごめんなさいぃ! み、見てぇ! 我慢できないぃ!」

女性議員が勢い良くスカートを捲り上げる。そこには…太く黒いバイブが深々と突き刺さりうねって、
お尻の穴にも、もう一本のバイブらしきものが埋まっていた。クリやあそこには幾つものピアスも見える。

「でちゃうぅ!出ちゃう!お漏らししてイグぅ! みなさん見てえ!豚マゾ亜希子イグぅ!」
野次馬と報道陣から悲鳴と歓声が飛ぶ。お尻に刺さっていたバイブが勢い良くはじけ飛ぶと、
お尻からは牛乳浣腸が放射され、女性議員はバイブを片手で掴み激しく出し入れしながらさらに狂ったように叫んでいた。
「イグ!イグ!イグぅ!狂っちゃうイグぅぅぅ~~~っ!」

汚物の中に倒れこむ女性議員に、辺りは騒然となる。
目の前の光景が信じられず…固まったままでいる音羽。
全ての光景が幻のように感じながら、胸の奥で今まで味わったことの無い何かを感じていた。




~~~半妖アジト~~~~

おぞましい内蔵のように蠢く肉壁のアジトの中、
培養液に浸かった音羽に、触手が複数伸びている。

半妖1「順調なようだな」
半妖2「ええ、あの日捕まえてから、ずっと虚界で夢を見せてます」
半妖1「そうか…」
半妖2「心の奥底に眠る要素を増幅する、飛び切りのやつですから…」
半妖1「今頃楽しい夢を見てるってワケか」
半妖2「ええ…時間の問題ですよ…」

音羽は培養液に浸かったまま、目を閉じ漂うだけだった。

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